そしがやのリタイア日記

リタイアした公務員の日々の生活を書いていきます。学生生活、投資、などなどです。

読書

殴り合う貴族たち 

大河ドラマの「光る君へ」をずっと見ています。 平安時代については、予備知識のないままに視聴し始めましたが、脚本がいいせいか、飽きずに毎回45分を楽しんでいます。 今までは、平安時代の貴族については、毎日、和歌を詠んだり、蹴鞠をしたりといったス…

世界はラテン語でできている 

ラテン語というと現在は使われていない、死んだ言葉というイメージが強いですが、この本を読むとまだまだ世界に影響を与えているということが分かります。 世界はラテン語でできている (SB新書) ラテン語さん著https://amzn.to/3T7J0s9 この本は、世界史、政…

清朝滅亡

清朝というと少数民族であった満州族が多数派の漢族を征服して成立した王朝というイメージです。 そんな清朝の滅亡について書かれた本を読みました。 清朝滅亡:戦争・動乱・革命の中国近代史一八九四―一九一二 杉山 祐之 (著)https://amzn.to/3TlKYGW 個人…

お金の名著200冊を読破してわかった!投資の正解

今までお金に関する本は、結構読んできました。 トータルで50冊ほどでしょうか。 それぞれの主張は、違いますが、それらの内容を自分なりに理解して、現在の投資に活かしています。 今回取り上げるのは、著者がこれまで読んだ本の中から200冊の「お金の名著…

動乱の日本戦国史

著作が出版されると必ず目を通す学者が何人かいますが、そのうちの一人が呉座勇一です。 前回読んだ『戦国武将、虚像と実像』も面白かったので、最新作も読んでみました。 今回の作品は、川中島、桶狭間、三方ヶ原、長篠、関ヶ原、大坂の陣という6種の合戦…

ケーキの切れない非行少年たち

ずっと気になっていた本ですが、amazonのKindle Unlimitedに漫画版が入っていたので、読んでみました。 新書版の原作が話題になっているのは、知っていましたが、まだ読んでいません。 漫画と原作とは、違うことがあるかもしれませんが、とりあえず、漫画版…

91歳の現役医師がやっている 一生ボケない習慣

今年の夏は、酷暑が甚だしいので、必要最小限の買い物等の外出しかしていませんが、涼しくなったらまた散歩を再開しようと思っています。そんな時に以下の本を読んで、散歩が健康にとって役立つことを再認識しました。 認知症がテーマの本ですが、散歩がらみ…

経済・精神の自由を手に入れる主体的思考法 #シンFIRE論 

この本の著者の穂高唯希は、FIREという言葉がまだ一般的になる前からブログでFIREについて語ってきました。 日本のFIRE第一人者とでも言うべき人物です。 そしがやもそのブログをよく読んでいました。 そのブログで述べられている彼の実行力には驚かされたも…

覇王の家上巻

司馬遼太郎が徳川家康について書いた「覇王の家」という小説があるのは、知っていましたが、読んできませんでした。 家康が登場する「関が原」や「城塞」は読んでましたが、例えば「関が原」について言えば、石田三成の方がメインで描かれているし、「城塞」…

図書館が混んでいる

酷暑の夏です。 外へ出ると暑いので、必要最小限の外出だけに留めています。 そんな外出の際には、図書館に寄ることがあります。 生活範囲内にはいくつかの図書館があるのですが、今は一番最寄りの図書館に予約した本の受け取りのためだけに立ち寄っています…

Amazonプライムの値上げ

サブスクは、できるだけ利用しないようにしています。 一端契約してしまうと途中で解約するのが面倒になってしまい、契約したままで会費だけ払い続けるということが多いからです。 ですがそんな例外がAmazonプライムでした。 リタイアして、大学に入ったとき…

本当の自由を手に入れる お金の大学

著者の両@リベ大学長のYouTubeの動画を毎日見ています。 お金に関する動画の中でもレベルが高いものです。 そんな両@リベ大学長の著作がKindle Unlimitedで無料になったので、読んでみました。 内容はというと、貯める・稼ぐ・増やす・守る・使うという一生…

幕府海軍

幕末史というのは、興味ある分野ですが、幕府海軍については、あまり知りませんでした。 今回読んだ本は、そんな幕府海軍について、時系列で解説したものです。 幕府海軍が誕生するきっかけになったのは、ペリーの来航でした。 幕府は、海防の必要性を感じ、…

1億円貯める方法をお金持ち1371人に聞きました

以前、『となりの億万長者』という本を読んで、お金持ちのイメージが大分変りました。 今回は、同じ著者による、純資産100万ドル(現在のレートで1億4千万円)以上のアメリカの富裕層を対象に大規模な調査を実施した上で分かった、億万長者になるための本で…

皇族と天皇

皇族に関心を持ったのは、小泉内閣の時でした。 小泉内閣は、女性天皇を認める皇室典範改正案を作成し、その成立を目指して動き始めていました。 ですが、女性天皇は容認できても女系天皇は、認められないとする意見も出て、事態は紛糾します。 女系天皇の父…

徳川家康 弱者の戦略

大河ドラマは、ここ数年ずっと視聴しています。 今年の「どうする家康」も見続けています。 昨年の「鎌倉殿の13人」が良かったので、最初は、やや違和感がありましたが、今はようやく慣れてきたといったところです。 そんな徳川家康についての本を読んでみま…

『名探偵ポワロ』完全ガイド

名探偵ポワロは、現在、何度目かの再放送をNHKBSでやっています。 毎週楽しみに視聴しています。 ほぼ全作品を見ているはずなのに、いまだに2度目3度目の放映を見ても飽きません。 そんな『名探偵ポワロ』シリーズの解説本を読みました。 この本では、テレビ…

眠れなくなるほど面白い 図解 睡眠の話

リタイアしてからは、睡眠時間が増えました。 勤めているころは、7時間ほどでしたが、いまは8時間寝ています。 といっても毎回熟睡できているわけではなく、なかなか寝付けない夜もあるし、夜中に目が覚めてしまう時もあります。 そんな時は、朝起きた時の目…

「予備自衛官補」の訓練、ど素人が受けた驚く感想 

予備自衛官という存在は、10年ほど前に読んだ「いざ志願! おひとりさま自衛隊」で知りました。 京都在住の27歳の女性が予備自衛官補の試験に合格して、経験した体験ルポです。 なかなか垣間見ることのできない自衛隊の内部の様子が描かれていて、面白かった…

日本のシン富裕層 なぜ彼らは一代で巨万の富を築けたのか 

富裕層というと豪華な屋敷に住み、高級外車に乗っているといったステレオタイプのイメージがありますが、ここで紹介されている富裕層は、そういったイメージとは程遠いものです。 今回は、そんなシン富裕層を紹介した本を読みました。 この本では、シン富裕…

Kindle Unlimitedを3か月使ってみて

2022年11月下旬から12月上旬にかけて、アマゾンブラックフライデイでKindle Unlimitedを3か月98円で利用できるというキャンペーンをやっていたので、使ってみました。 先日そのキャンペーンが終わったので、利用後の感想を述べてみたいと思います。 Kindle U…

アガサ・クリスティー百科事典

最近ずっとアガサ・クリスティー原作のポワロをNHKBSで視聴しています。 以前にも放映されていたので、その時にもほとんど見たのですが、何度見ても飽きないです。 ストーリーの面白さだけでなく、ポワロのキャラクター造形の見事さや舞台となった1920…

サラゴサ手稿

大分前になりますが、この長編の抄訳が出版されたときに読みました。 国書刊行会から1980年に出た時ですから、そしがやがまだ20代のころです。 夢中になってしまい、完訳を待っていたのですが、結局、翻訳家も他界してしまい、その夢はかなわないままになっ…

私の財産告白

今回、AmazonのブラックフライデイでKindle Unlimitedが本来は、1か月980円のところ、3か月99円というキャンペーンをやっていたので、加入しました。 その中でいろいろと本を探していたら、以前読んだことのあった本多静六の「私の財産告白」を見つけ、再読…

武士とは何か

最近は、呉座勇一の新作が出るとだいたいすぐに読むようにしています。 著作の中に何か深い洞察力を感じるからです。 今回は、「武士とは何か」を読みました。 この本では、33人の人物が取り上げられていて、それぞれの有名なエピソードで「武士とは何か」と…

大型書店が次々と閉店のウラ側 有名店舗が相次ぎ...

ほぼ毎日、散歩をしていますが、途中に書店があるとだいたい入って、新刊を覗いたりします。 毎日の散歩ルートには、大型の書店があり、そこに寄ることが多いです。 何日か前には、駅の近くのショッピングモールに比較的大型の書店が開店していたので、入っ…

右大臣実朝 太宰治

大河ドラマの「鎌倉殿の13人」で源実朝に興味を持ち、太宰治の「右大臣実朝」を読みました。 太宰の作品は、何作か読んでいるのですが、鎌倉時代を背景としたこのような歴史小説を書いていることは知りませんでした。 この小説の構成は、実朝の近習だった人…

司馬遼太郎の時代-歴史と大衆教養主義

司馬遼太郎と言えば、「竜馬がゆく」「坂の上の雲」「翔ぶが如く」など、売上げ累計が1億冊を超える大ベストセラー作家です。 個人的には、中学生の時に「竜馬が行く」を読んでからずっと司馬遼太郎の作品を読み続けています。 戦後の日本人の歴史観にも影…

図説鎌倉幕府

大河ドラマの鎌倉殿の13人は、ずっと見ていますが、鎌倉時代というあまりなじみのない時代ということもあって、事前の予習のつもりで「頼朝と義時」という呉座勇一の本を読みました。 鎌倉時代を源頼朝と北条義時を中心として、時系列で解説した本です。 だ…

リタイアと図書館

リタイア後によく行くことが多くなった場所に、図書館があります。 地元の自治体で言えば、最寄りの駅の近くに一番利用する図書館があります。 小説などを予約するのは、ここでしています。 閲覧席は、ないので、ほぼ予約専用です。 自治体には、ほかにもい…