最近ずっとアガサ・クリスティー原作のポワロをNHKBSで視聴しています。
以前にも放映されていたので、その時にもほとんど見たのですが、何度見ても飽きないです。
ストーリーの面白さだけでなく、ポワロのキャラクター造形の見事さや舞台となった1920年~30年代のイギリスの雰囲気も伝わってくるからでしょう。
NHKで放映しているものは、ポワロをデビット・スーシェが演じていますが、本を読んだときのイメージ通りです。
ヘイスティグ大尉をはじめとして、他のレギュラー陣の役者も違和感がありませんでした。
また当時の風俗等もよく再現されています。
そんなポワロ物も本では、いくつか有名なものは、読んでいるのですが、何しろ量が多いので、全部は読破できていません。
これから少しづつ読んでいきたいです。
そんな時に利用しようと手に取ったのが、この本です。
クリスティーの書いたすべての作品に言及しているので、これから読む作品を選ぶ際のガイドブックとして使えそうです。
長編、短編のあらすじにも触れていますが、ネタバレは、していないので、次に読む本を読む際には、参考になります。
ただ犯人は、分からなくでもあらすじを知ってしまうと本を読む意欲を失ってしまいがちな人は、この本は、避けた方がよさそうです。
そしがやにとっては、クリスティーの作品は、一度読んで内容を分かってしまってもまた楽しめるので、気になりません。
今までは、ポワロ物を中心として読んできましたが、今度は、もう一人の有名な探偵であるミス・マープル物にも挑戦していこうと考えています。
映像作品としては、アマゾン・プライムにBBCが制作したジョーン・ヒクソン主演の作品があるので、それも見るつもりです。
また、ポワロというと三谷幸喜がテレビ用に日本を舞台にして、翻案した脚本を書いた作品が以前、放映されました。
面白かったので、また見てみたいです。
そんなクリスティー好きに推奨したいのが、この百科事典です。
推理作家としては、クリスティは、ホームズを生み出したコナン・ドイルと並んで、何度読んでも飽きない作家だと言えますね。