公務員というと定年後も経済的にも恵まれた印象がありますが、実際には、そうでもないという記事を読みました。
2022年度に60歳で定年退職した国家公務員のうち、5人に1人は常に家計が赤字で生活苦―。こんな調査結果を人事院が4日までにまとめた。多くは定年後も働き続けるが、低下した給与に不満を抱えている。退職前からもっと年金や投資に関心を持てば良かったとの後悔も強く、老後の備えの大切さを示唆している。
今回の記事は、国家公務員に対するものですが、地方公務員にも同様の調査をしたら同じような結果が出そうです。
それにしても定年後も働き続けるものの5人に1人は常に家計が赤字で生活苦というのは、ちょっと意外でした。
現在音信のある10人ほどの公務員時代の同僚を見ていると、生活苦という人は見かけないからです。
調査結果によると、退職後の家計を「常に赤字で生活が苦しい」としたのは18.2%。「時々赤字」23.3%を合わせると41.5%で、多くは退職手当や預貯金の取り崩しで補っている。最多は「ゆとりはないが赤字でもない」で38.8%。
上記の数字からすると41.5%は、家計が赤字になるようです。
この数字をどう見るかですが、24.3%は定年後も自宅のローン返済を続けていたと指摘しています。
多分、こういった借金が家計赤字の原因に一つと言えそうですね。
この記事を読む限りで言えば、60歳を過ぎて、返済があるような住宅ローンは、本来であれば避けるべきでしょうね。
現在住宅ローンがない、そしがや自身もそう感じています。
「退職前からもっと年金や投資に関心を持てば良かった」との発言もありますが、その通りでしょう。
そしがや自身も投資をずっと続けてきて、それなりの資産を築けたので、60歳でリタイアできたと感じています。