
株主優待券の消化という意味もあって、ほぼ毎月映画館で映画を見ています。
今回見たのは、「ワン・バトル・アフター・アナザー」(原題: One Battle After Another)です。
最初、162分と上映時間が長い映画なので、途中でダレるかなと思っていたのですが、スピード感があって、飽きさせませんでした。
主演は、レオナルド・ディカプリオですが、かつての「タイタニック」のころの美青年の面影は一切なく、ヒゲずらのさえない中年男になっています。
ストリーはと言えば、
最愛の娘と平凡ながらも冴えない日々を過ごす、ディカプリオ扮する元革命家のボブが主人公です。
突然、娘がさらわれ、生活が一変します。
異常な執着心でボブが元革命家と知って、ボブを追い詰めるショーン・ペン扮するロックジョー。
次から次へと襲いかかる刺客たちとの死闘の中、テンパりながらもボブに革命家時代の闘争心がよみがえっていきます。
ボブのピンチに現れるベニチオ・デル・トロ扮する、謎の空手道場のセンセイの手を借りて、元革命家として逃げ続けた生活を捨て、戦いに身を投じる、といった展開です。
いくつかの見どころのシーンは、ありますが、砂漠の中の高低差のあるフリーウェイでの逃走劇が印象に残っています。
道路の底の部分に来ると道路の前のてっぺんが高くて、その先の低い所が見えません。
映画ではカーチェイス・シーンはいろいろ見たことがありましたが、こんなに高低差のあるシーンは、初めてでした。
そして道路のてっぺんを上り切って、追跡してきた車に追いつこうとした瞬間、後ろの底からは見えない場所にわざと置かれた車に衝突するシーンがインパクトがありました。
また娘が空手道場に通っていて、道場主をディカプリオがセンセイと日本語で呼んでいるのが、興味深かったですね。
この言葉は、あそこまで連呼されると英語になっていそうです。
ただ、あえて、欠点を言えば、16年前の主人公が現役の革命家時代のシーンがやや長いと感じました。
もう少し短くすれば、もっと締まった作品になったように感じました。
とはいえ、ディカプリオの新境地を見た気がしましたね。