そしがやのリタイア日記

リタイアした公務員の日々の生活を書いていきます。学生生活、投資、などなどです。

お金の名著200冊を読破してわかった!投資の正解



今までお金に関する本は、結構読んできました。

トータルで50冊ほどでしょうか。

それぞれの主張は、違いますが、それらの内容を自分なりに理解して、現在の投資に活かしています。

 

今回取り上げるのは、著者がこれまで読んだ本の中から200冊の「お金の名著」を目的別に紹介していて、著者なりの投資の結論を伝えるという本です。

それにしても200冊も読んだというのがすごいです。

 

  

 

さて、現在の投資本の主流は、インデックス投資だというのは、誰しもが認めるところでしょう。

投資の神様とも言うべきウォーレン・バフェットが妻への遺言で「遺産の90%をS&P500に投資するように」と指示しているというのは、インデックス投資本によく登場する有名なエピソードです。

インデックス投資とは、対極にあるようなバフェットが投資の素人である妻へは、S&P500などのインデックス・ファンドへの投資を勧めています。

このようにインデックス投資が誰にとっても再現性のある、リスクの少ない投資方法だというのは、周知の事実でしょう。

 

この本では、インデックス投資については、一定の評価をしていますが、著者自身は、コア・サテライト投資を推奨しています。

コア・サテライト投資というのは、インデックス投資ほど知られた投資スタイルではありませんが、内容を紹介します。

 

コア・サテライト運用とは、インデックス・ファンドなどで安定的に運用する「コア」と、個別株式やアクティブ・ファンドなどでリスクをとって高いリターンをめざす積極投資の「サテライト」をバランスよく配置するものです。

過度なリスクを回避しながらリターンの上積みをめざす投資運用戦略です。

つまりそれぞれの投資スタイルの長所をとった投資方法とも言うべきものでしょう。

 

どういう投資方法を目指すかは、それぞれの投資家によって異なりますが、この本では、200冊の「お金の名著」を読破した結果、コア・サテライト投資が最適という結論に至ったようです。


最後には、著者の勧める「お金の名著」のリストが各分野ごとに掲載されています。

200冊の投資本のエッセンスがつまったこの本に目を通した上で、関心を持った分野の本をさらに読んでみて、自分の投資スタイルを決めていくのが望ましいように思いますね。