少子化と言われて、久しいですが、朝日新聞の電子版にこんなニュースが載っていました。
子育て世代で「今より子どもは増やさない」という人が半数近くに上ることがわかった。内閣府による日英仏とスウェーデンの子育て世代を対象にした意識調査で、日本は4カ国のうち最も多い。日本は子育てしにくい環境にあるという現状が浮き彫りになった。
(中略)
すでに子どもがいて、希望する子どもの数より少ないと感じている人は502人。この人に「希望する人数まで子どもを増やしたいか」と聞くと、「増やさない」と答えた日本人は44・6%。英国の7・4%、スウェーデンの14・3%、フランスの22・1%より大幅に多い。一方、「増やしたい」とする日本人は46・5%で、他の3カ国はいずれも6割を超えた。
4か国の中で日本がダントツで子供を増やさない人が多いとの結果です。
予想されていた結果とはいえ、ちょっとショックです。
現在でも65歳以上の高齢は、約25%ですが、これからはますます増えていくでしょう。
当然働く人も減るので、納税者も減り、日本の活力が失われるのは、目に見えるようです。
日本は、終わってしまいそうです。
解決策は、若い世代が、子供が安心して、産めて、子育てがしやすい環境を作ることです。
問題となってくるのは、その財源でしょう。
有識者の書いたものを読むと高齢者に使っている予算を若年者に回せ、との意見が多いようです。
そしがやもその通りだと思います。
ですが、できないでしょう。
その理由は簡単です。
高齢者の方が選挙の投票率が高いからです。
政治家は、自分に投票してくれる人の意見を採用します。
今現在25%もいて、投票率も高い高齢者を重視しないと選挙で落ちてしまいます。
少子化対策をしたいと思っていても、目先の選挙対策を考えてしまいます。
ですから高齢者への予算は、減らせないわけです。
こんなことを書いても若い世代の投票率は、上がらないでしょう。
そしがやも40歳代くらいまでは、選挙に行ったことはなかったのですから。
ああ、カミングアウトしてしまった。
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