そしがやのリタイア日記

リタイアした公務員の日々の生活を書いていきます。学生生活、投資、などなどです。

思い切って年金を廃止したら、どう?

よくコメントをいただく、やじろべーさんのブログ

やじろべーの忘備録 魔法の杖はありません…

にNHKの老後に関するテレビ番組に関する記事がありました。

対話形式でなかなか面白いものでした。

他のブログでも取り上げられており、それぞれ興味深かったです。

そのテレビ番組は、「NHKスペシャル 私たちのこれから#老後危機 あなたの備えは大丈夫?」というものです。

そしがやは、番組は見ていなかったのですが、やじろべーさんや他のブロッガーの記事を見て、だいたいどのような内容かは、わかりました。

 

そんな議論の中で「年金廃止」というのが外国人のタレントから提案されたといいます。

これは、そしがやもずっと考えていたことなので、今回取り上げてみたいと思います。

 

「年金廃止」はその前にも有名ブロガーのちきりんも主張していました。
「生活保護以外の社会福祉制度は全廃すべし!」というもので、年金だけではなく、生活保護を除いた社会福祉制度は、すべて廃止すべしというものでした。

かなりショッキングな内容でしたが、読んでみるとなるほどと思いました。
今回は年金の部分をすこし紹介してみましょう。

 

>(1) 年金について
年金なんて廃止して、みんな自分の貯めたお金で生きていけばいいじゃん?
そうすりゃ高齢者の大金持ちが抱え込んでる貯蓄も流動化して一石二鳥。
んで、長生きしてお金がなくなったら、その時点で生活保護をもらえばいいんです。

(中略)

生活保護支給費はすごく増えると思うけど、年金や医療関係の支給総額はめっちゃデカいので、それらを廃止すれば、少々生活保護が増えても財源には困りません。
他の福祉をすべて廃止すれば、生活保護が今の 25倍に増えても大丈夫なわけで、それって国民の 4割が生活保護を受けられるってことなんです。(しかも年金は積立金も別にあるし)
現在の制度では、2回天下りして、合計 1億円近い退職金を貰ったような人まで年金をもらってるし、
日本年金機構とか、医療費のレセプトをチェックしてる組織、それに雇用促進関係の山ほどある天下り団体も全部、廃止できるから、生活保護関係の役所人員を少々増やしても、全体としては相当数の人員削減、コスト削減が可能になります。

 

これだけ読んでも、納得できます。
けしてむちゃくちゃな暴論ではないです。
多分、外国人タレントも同じような趣旨ではなかったのかと思います。

 

ただ、年金をやめたときのコストと生活保護のコストを比較して、どちらがどれだけ費用がかかるかというシュミレーションをどこかでもっと厳密にやってもらいたいですね。

そうするともっと説得力が出ます。


それにどこかの政党が公約に入れてくれないかな。
社会保障に関しては、どの政党も「社会保障を充実させます」というようにみな同じような主張だから、かえって目立って、独自性と出せると思いますよ。

ただ、投資家としては、年金という有力な機関投資家がなくなるので、それが株価に悪い影響を与えるのでは、とだけ心配しています。