そしがやのリタイア日記

リタイアした公務員の日々の生活を書いていきます。学生生活、投資、などなどです。

葬られることが贅沢になる日本の将来

今週から大学の授業が本格的に始まって、毎日、講義を聞いています。

面白いもの、退屈なものといろいろありますが、先日受けた葬儀の授業が印象に残りました。

1回目ということで、その授業のガイダンスでした。

 

これから高齢者が増えていって、多死社会になります。

今までは病院で亡くなる人が増えてきましたが、今後は、病院も受け入れができなくなり、自宅に戻されて亡くなる人が増えるだろうとか。

生涯未婚率が上昇し、一人暮らしの高齢者が増え、葬儀のあり方も変わるだろうとか。

また引き継ぐ人もいなくなり、無縁墓が増加するとか。

もう60歳を超え、死が身近になったそしがやとしては、授業内容は、かなり興味深いものでした。

 

最近は、結婚式より葬儀に出席することの方が圧倒的に多く、これからもこの授業を受けていこうと思いました。

墓地や火葬場の見学もあるので、面白そうです。

 

そんな中、msnニュースに以下のような記事が載りました。

 

www.msn.com

 

将来は、火葬でさえ贅沢になるのではないかというものです。

 

2038年には死亡人口がピークの170万人に達するころには、全世帯に占める「独居老人(一人暮らしのお年寄り)」世帯の比率が15%を超えると言われているので、身寄りの無い老人の孤独死が大量に発生していることでしょう。そのとき彼ら彼女らを葬ることが可能なのでしょうか?
「お葬式をしなければお金がかからないのでは?」と、考えるの方もいるかもしれません。しかし、お葬式はしなくても遺体の火葬はどんな時代も必要です。現在、火葬のみを行った場合のコストは大体20万円くらい。生活保護を受けていたお年寄りの場合、行政がお金を出していますが、いずれ財政難でそれもままならなくなるでしょう。

 

2038年には、遺族がいない、亡くなった高齢者の火葬の費用を行政も出せなくなるという予測です。

どうなるんでしょうか。

遺体がどこか野原に打ち捨てられるのでしょうか。

ちょっと暗い気持ちになってしまいます。

考えたくないですが、そんな未来は、もう間近に迫っているようです。

 

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