そしがやの投資スタイルは、資産の10%以下で利回り3%以上の株式に投資するというものです。
当然のように株価の上下は、ありますが、10%以内なので、そんなに株価の変動にストレスを感じることはありません。
とは言え、資産に占める割合が少ないということもあり、配当額は小遣い程度のささやかなものになっています。
時々、割合を増やそうという誘惑に襲われることもあります。
ですが、過去の株価が下がったときに一日中株のことで不安になった体験を思い出すと、もうこれ以上割合を増やしたくはありません。
それに仕事をしていない現在では、もう以前のようにリスクの耐えられないということもあります。
いくつかの株には、株主優待があり、これは助かっています。
株主優待に関しては、優待をするよりは、配当金を上げてほしいという考え方ですが、さすがにもらえるときは、うれしいです。
たまに株主優待をメインにしたブログを読むことがありますが、こういう投資方針があるのも理解できます。
そんな株主優待というとテレビでよく見かける桐谷さんがいます。
彼が出演するテレビ番組はいつも楽しみに見ています。
雑誌等にも登場しますが、ユニークなキャラクターをメインに紹介されるテレビ番組とは異なって、彼の株主優待中心の投資方針が紹介される場合が多いです。
日経電子版にこんな記事が載っていました。
もともとは日経マネーに載っていたものです。
■買う基準は利回り4%以上
銘柄選びで重視するのは、利回り面での割安度。必ず安い状態を買い、割高にならない限りは売らない。「大底で投げたら取り返しがつきませんからね。上がらない時は塩漬け。でも、持ち続けていれば優待品は来るわけです(笑)」
(中略)
投資の判断基準は「優待+配当利回りが4%」。1年間に優待でもらえる品物をざっと金額換算し、配当と足した金額の利回りが4%以上なら買う。買った株が値上がりし、利回り面で割高になったと判断したら利食い売りもする。その銘柄が再び安くなり、利回り4%基準に達したら買い戻す。
銘柄選びは、利回り4%を基準にしていますね。
それは、過去の失敗から導きされたもののようです。
一時、3億まで行った資産が、リーマンショックで5千万まで減った体験が大きいと感じました。
その後は、今の投資方針になり、2億5千万まで回復したということです。
そしがやもリーマンショックの時は、大分資産を減らしましたが、桐谷さんのように減ったら、平常心ではいられなかったでしょうね。
彼の株主優待と配当利回りとで4%以上のものに投資するという方針は、それなりに説得力があるものだと思います。
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