昨夜の「月曜から夜ふかし」という番組の2時間スペシャルで久しぶりに株主優待ですっかり有名になった桐谷さんを見ました。
今回の内容は、今まで住んでいたゴミ屋敷のような部屋から引越しをするというものでした。
以前見た番組では、新しいアパートを探しているという内容だったので、無事アパートが見つかり、引越しを決めたようです。
番組は、そのときの引越しの大変な様子や新しく移ったアパートの部屋も膨大なダンボール箱に占領されている様子が放映されていました。
確か断捨離の専門家を呼んで、部屋を整理するという回もあったはずですが、荷物はほとんど減らなかったようです。
唯一、畳の部屋だけが荷物もなく、きれいに整理されているのが印象的でした。
テレビは、時として意外な人を有名人にしてしまいますが、この桐谷さんはその典型でしょう。
最近は、投資系の雑誌でも株主優待の記事には、必ずといっていいほど桐谷さんを見かけます。
もう将棋の棋士だったということは誰も覚えていないでしょう。
最初、彼をテレビで見たときは、かなりインパクトがありました。
将棋の棋士と株主優待で暮らしているという組み合わせが、新鮮でした。
株式関係の書類で整理のつかなくなった部屋で生活し、衣食を株主優待券でまかなっているという内容が衝撃的でした。
映像としては、自転車を立ち漕ぎで疾走する姿が面白かったです。
ですが、昨夜の番組では、正直、ちょっと桐谷さんに対する興味が薄れてしまいました。
どんな注目をあびた人間もテレビによって、消耗されてしまったということでしょうか。
1回目に見たときの新鮮さは、2回目以降はどんどん薄れていきます。
何回も見ると最後は飽きてしまいます。
このままだと桐谷さんもテレビから消えそうに感じました。
ちょっとテレビの残酷さを感じた瞬間でした。
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