仕事をしている頃は、年収1000万円というのが憧れでした。
この金額が一つの目標で、達成するとなんとなく幸せになれそうな気がしました。
ですが、公務員だったので、給料の予想は、大体ついていました。
リタイアするときまでには、無理だというのも勤め始めてしばらくしたら、わかりました。
年収1000万円になる唯一の方法は、同じ公務員と結婚することですが、結局、無職の妻を迎えたので、それもかないませんでした。
周りには、職場結婚した友人が多いのですが、彼らは、みな年収1000万以上です。
ですが、そういう友人は、専業主婦を持った友人とは、そんなには変わらず、特別幸せそうには見えませんでした。
結局、そしがやは、年収1000万円の夢はかなわず、リタイアしました。
時々もし1000万円位以上の収入があったら、どうだっただろうと考える時があります。
こんな記事を読みました。
「年収1,000万円~1,200万円未満」「年収1,200万円以上」では、「思ったより、ゆとりのある家計運営ができた人」をよく見てみると、およそ4人に1人の割合と、意外と少ないのです。
さらに、年収1,200万円以上で、「思ったより、家計運営は苦しかった」という割合が14.3%。「年収がそんなにあるのに?」と驚くのではないでしょうか。一人暮らしで年収1,000万円以上でも、みんながみんな、心も家計もゆとりがあって幸せを感じているわけではないようです。
この記事を見ると1000万円以上でもゆとりがあるというのは、4人に1人のようです。
この数字をどう見るかですが、思ったよりも多いと思うか、少ないと感じるか、人によって異なるでしょう。
「家計運営に満足している人」
●年収300万円未満・・・19%
●年収300~500万円未満・・・29.9%
●年収500~750万円未満・・・41%★
●年収750~1,000万円未満・・・43.8%★
●年収1,000~1,200万円未満・・・52.2%
●年収1,200万円以上・・・42.9%★年収1,000~1,200万円未満の人は、52.2%と高い数値ですが、年収1,200万円以上の人(42.9%)と、年収500~750万円未満の人(41%)、年収750~1,000万円未満(43.8%)の人と、数値がほとんど変わりません。
”家計運営の満足度は、必ずしも年収に比例しない”ことがわかります。
年収500万円を超えると家計運営満足度は、ほとんど変わりません。
500万円でも1000万円でも、同じということです。
ですから、現役時代に夫婦で公務員の友人もそうでない友人も、そんなに満足度が変わらないように見えた理由がわかったような気がしました。
今は、もちろん年金生活なので、勤めていたころより収入は、圧倒的に少ないですが、仕事をしている頃よりは、幸せを感じています。
幸せというのは、収入よりストレスのない生活だと思っています。
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