宝くじの記事は、何度か書いています。
年末を迎え、どの宝くじ売り場でも長い行列ができています。
どんな人たちが並んでいるのかと言うと、マスコミ的には、「夢を買う庶民の列」ということでしょうか。
そんな庶民ではない、お金持ちの人は宝くじに対してどんな考え方をしているかというのは、興味がありましたが、こんな記事を見つけました。
私の周りにいる30代前半から40代半ばの高所得の知人は、宝くじをまったく買いません。興味もないですし、話題にのぼることもありません。宝くじ売り場の行列を見て「バカじゃん。ほかにやることねえの?」とまで言う人もいます。
お金持ちは、宝くじを買わないし、興味もないようです。その理由はというと、
そもそも当選確率が低いからお金のムダ
ジャンボ宝くじの当選確率は1000万分の1。
これは、同感です。
まず当たらないものにお金を投入することは、無駄だと思いますね。
時間のムダ
時間を投下するとは、人生の一部をそこに投下する行為であり、ひとつの投資とも言えます。では宝くじの発売をチェックする時間、買いにいく時間、並ぶ時間、ロトやナンバーズなどで数字を選ぶ時間を考えたとき、いったいどういう投資的意義があるでしょうか。おそらく富裕層にとっては(引退した悠々自適の富裕層ではなく、現役のアクティブ富裕層)、自分ではコントロールできないものに時間を使うのがもったいない、ということのように感じます。そんなことをする時間があれば、やればやっただけリターンが見込めるビジネスのことを考えたほうがよいということでしょう。
これが、お金持ちらしい発想ですね。
自分ではコントロールできないものにお金を使うというのがもったいないというものです。
そしがやの場合は、こんな風には、考えたこともありませんでした。
また宝くじは、夢を買うものということで買う人もいますが、そんな人に対しては、
夢とは本来、自らの努力と才覚で叶えるものであって、棚からぼた餅を待つという行為ではないはず。それは夢というより「夢想」や「妄想」の類いでしょう。
お金持ちからすると、そんな夢は、「夢想」や「妄想」にしか過ぎないようです。
最後に宝くじを買う行為を否定はしていないと書いてありますが、ちょっと宝くじを買う人に対しては、厳しい記事です。
そしがやの場合も宝くじは買いませんが、その理由は、当選確率が低くて、胴元である地方自治体に半数程度吸い取られてしまう制度が馬鹿らしいからです。
お金持ちにとっては、自分でコントロールできないものにお金をつかうということがもったいないという理由は、思いもよりませんでした。
もし、そんな風に考えることができたら、そしがやもお金持ちになれたんでしょうかね。
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