そしがやのリタイア日記

リタイアした公務員の日々の生活を書いていきます。学生生活、投資、などなどです。

思わぬ大金で狂った家計 老後破産へまっしぐら

以前、宝くじで大金を手にした人たちを襲った悲劇について記事にしたことがあります。

思わぬ大金で人生が狂った人たちのケースで、あまりにも悲惨で、宝くじを買わなくてしみじみとよかったと思ったものです。

 

ですが、世の中には、宝くじ以外にも大金を手にすることがあるようです。

日経の電子版に夫を亡くし、生命保険金が3200万円ほど入った、女性の事例が載っていました。

そしがやは、一切の保険に入っていませんが、この記事を読むとやはり保険に入ってなくてよかったと改めて感じました。

すこしその記事を紹介します。

 

style.nikkei.com

 

8年前にご主人を亡くし、死亡保険金などで3200万円ほどのお金が入ったそうです。子ども2人と暮らしてきましたが、1年ほど前までは働かず、遺族年金と保険金で生活していました。

 しかし8年が経過し、保険金をほぼ全て使い切ったというのです。このままではいけないと積立貯蓄を始めたものの、働いていないのでキャッシングしないと積立金が出せず、やめたそうです。そのほか、ギリギリの家計にもかかわらず高級布団を割賦で購入。これらの返済が家計を圧迫しています。

 長女(24)はフリーターで毎月6万円を家計に入れてくれますが、長男(23)は引きこもり気味で仕事を一切していません。

 現在の収入は長女のお金とGさんのアルバイト代8万6000円、遺族年金の8万3000円ですが、親子3人分の生活費には不足するため、70歳を超えている年金暮らしの母親に毎月5万円もの援助をしてもらっているのだそうです。

 

Gさんは、49歳ですが、母親から5万円もの援助をもらっているというのが、ちょっとなさけないですね。

3200万円もの一時金が入れば、普通は、遺族年金もあり、節約をすれば、仕事をしないで暮らしていけそうです。

なぜ、3200万円を8年で使い切ってしまったのでしょうか。

 

毎月にすると33万円使っていた計算です。遺族年金も8万円ほどもらえていたので、1カ月の生活費が41万円ほどかかっていた計算になります。現状は30万円弱なので、危機を感じてからは支出削減を頑張ったのでしょう。それでも、毎月1万円ほど赤字です。

 「主人が亡くなったときは生活が不安でしたが、保険金と遺族年金で働かなくても暮らせると思いました」とGさん。住宅ローン団体信用生命保険によってなくなったため、お金について楽観的だったそうです。

 

毎月41万円は、さすがに多いですね。

現状が30万円弱ですから、8年前から危機感を持って暮らしていけば、今も働かなくても暮らしていけたでしょう。

それに住宅ローン団体信用生命保険でなくなったという好条件も重なっていたというのに。

 

FPのアドバイスでGさんは、支出の見直しをし始めました。

今回のことを教訓にして、今後は、Gさんには、地道に生きていってほしいものです。

 

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