年末に近づき、通学の途中で通るターミナル駅の宝くじ売場の列も普段より長くなっている気がします。
一度、宝くじのことは記事にしました。
テレビを見てもCMの量も増えているようです。
ブログでは、あまり宝くじの記事は見かけないのですが、いつも読んでいる正吉さんの記事が宝くじを取り上げていました。
ちょっと紹介してみましょう。
年末ジャンボなどの宝くじは、100人の国だったらこんな感じです。
●「悪吉くん」は、毎シーズン、くじを運営します。
●悪吉くんは、1枚1万円のくじを1人に売ります。
●100人の住民がいるので、100万円が集まりました。
●悪吉くんは、そのうちの52万円を運営費として自分のフトコロに入れちゃいます。
●100人のうち運の良い4人が、めでたく12万円をゲットできます。(賞金の合計は48万円)
分かりやすい例えです。
以前、100人を村に例えたらというシリーズがありましたが、そのパロディですね。胴元である発売元の都道府県と政令指定都市が52%をモノにしてしまうというのは、ちょっと他にないものですね。
宝くじを買っている人は、そのことを分かっているんでしょうか。
また、今冬に発売される年末ジャンボ宝くじの1等と前後賞を合わせた賞金額が過去最高の10億円に引き上げられました。
これも上記の例えで言うと、
このニュースを見て、悪吉くんは(そうか、賞金が上がれば、宝くじの売上げも上がるのか!)と考え、
●100人のうち運の良い2人が、めでたく24万円をゲットできます。(賞金の合計は48万円)
とルールを変えました。
賞金額が上がっても賞金総額は変わらないわけです。
ということは、運の良い人は4人から2人に減るのです。
胴元が52万円を確保したいから、当然です。
何だかこんなことを知ったら、普通は、バカらしいと感じるでしょう。
でも、宝くじ売場の行列の長さは、相変わらず長いです。
そしがやは、そんな長い列を見て、もっと長くなれと思っています。
宝くじ購入者は、自分の代わりに胴元である都道府県と政令指定都市へ税金を払っているのですから。
その列が長ければ長いほど、自分の払う税金は安くなると考えています。
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