そしがやは、小説教室に行っています。
カルチャー・センターのように趣味で小説を書くのではなく、プロのなるための教室です。
3か月に1作小説を書いて、教室の中で講師の先生に講評をしてもらいます。
100人ほどのメンバーがいますが、作品を書くのは、毎回、半分の50人ほどです。
毎年数人がデビューしてします。
デビューしたきっかけは、新人賞を獲ったというケースがほとんどです。
直木賞の候補になった人もいるし、ゴールデンタイムに放送されたテレビドラマ化された作品を書いた人もいます。
そしがや自身は、長く通っていますが、新人賞の2次予選に残ったのが最高で、最終選考に残ったことがありません。
今までは、仕事をしていたので、仕事を新人賞を獲れなかった理由にしていましたが、もうリタイアした以上、その言い訳は通用しません。
絶対デビューするというつもりで小説を書いています。
今年になってから3作ほど新人賞に送っています。
残念ながら、いい結果は出ていません。
今までデビューした人を見ていると教室に入った当初から、ずば抜けていた人が多かった気がします。
講師の評価も高かった人がほとんどです。
無論、中には、講師の評価が高くなくて、教室をやめて、講師に酷評された作品で賞を獲って、デビューしたという人もいますが、例外でしょう。
逆に講師の評価は、毎回かなりいいのに、いつまでもデビューできない人もいます。
デビューした人よりもいい作品を書くと思えるのにです。
実力もあり、努力もしている人です。
運がないのでしょうか。
デビューには、よく言われることですが、実力と努力と運の3つが同時に必要なのでしょうかもしれません。
そしがやは、小説教室へ行けば、新人賞を獲って、小説家にすぐなれると思っていましたが、今のところは実現していません。
そんなに甘くはないようです。
やはり、小説教室へ行けば、小説家になれるのではなく、小説家になった人の中には小説教室に通っていた人がいた、ということにすぎないのかもしれません。
どちらにしても、そしがやは、この実力、努力、運の3つがうまく結びつくことを目指して、書き続けていくしかないと思っています。
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