通っている小説教室からは毎年何人かデビューしていますが、最近新聞等でよく取りあげられるメンバーがいます。
そしがやも何度か飲み会で話したことがあるので、そのメンバーの活躍がうれしいです。
彼女には、在日というテーマがあって、その社会性がよかったのだと思います。
彼女の獲った賞は、新潮社の主催する「R-18文学賞」というものです。
女性だけの賞のようです。
他には、オール読物新人賞、ポプラ者小説大賞などを獲ったメンバーがいます。
みなさん、活躍しています。
ですが、新人賞を獲ったメンバーの中で書く作品がいいのにデビューできていない人もいます。
獲ったのは、九州さが大衆文学賞という佐賀新聞社が主催している賞です。
教室では、新人賞を獲って、デビューしようといわれていますが、やはり出版社系の新人賞を獲らないとダメなようです。
いま、いろいろな新人賞があります。
出版社以外にも地方自治体、地方の新聞社等が主催しているものがあります。
それらは、獲っても出版に結びつかないケースがほとんどです。
賞金をもらって終わりになってしまいます。
そんなわけでそしがやは、最近では、文藝春秋社の「オール読物新人賞」へ応募しました。
ですが、いま悩んでいる賞があります。
「日経星新一賞」です。星新一は好きな作家だし、この賞は短編の賞で以前書いた作品にこの賞にぴったりのものがあるのです。
それにSF風の作品なので、他に応募する新人賞が少ないです。
ですが主催者が日本経済新聞社なので、どうなのかな、なんて考えています。
日本経済新聞社は、日経小説大賞という長編の賞もあり、小説家発掘には熱心だとは思います。
ですが、経済中心の新聞なので、新潮社や文藝春秋社に比べると弱いと考えているのです。
でも、受賞もしないのに、賞をえり好みするのか、ってツッコミが入りそうですね。
そんなわけで日経星新一賞も応募することしました。
どんな賞であれ、まずは、受賞することが大事ですね。
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