昨夜は、7月~9月期の小説教室の初日でした。
そしがやも今回は小説を提出したので、講評の対象に当たっていました。
今期は、約50本の小説が提出されて、5回にわたって講評が続きます。
各回10本程度の割合です。
最後は、ゲスト講評です。50本の中から選ばれた作品がその対象になります。
さて、そしがやの小説ですが、正直講師の評価はあまり高くなかったですね。
前回の小説は、評価がよかっただけに、今回はちょっと残念でした。
最近は、時代小説を提出することが多いです。
以前は、現代小説と半々だったのですが、ここしばらくは、時代小説が続いています。
時代小説の方が、デビューできる可能性が高いと考えていることもあります。
今回も時代もので、ある地方の小藩が舞台です。
時代は、幕末に近いころの設定です。
江戸に育った将棋好きの若侍が、やはり江戸に育って養子に入った主君に迫った、押し込めを解決するというストーリーです。
押し込めというのは、行跡が悪い主君を家老たちが合議によって、強制的に監禁するというものです。
講師の批評は、作者都合のご都合主義すぎるとか、時代考証の面で難があるとかです。
もっと将棋が押し込め解決にうまく結びつくと面白くなるというものです。
そしがやも書いていて、小説の特に後半部分がかなり自分の都合のいいような進行になったかな、とは感じていたので、講師の批評は、当たっています。
時代考証のことは、毎回言われます。
この教室の魅力は、講師が作品をよくしてくれるための具体的な提案をしてくれることです。
今回は、将棋を小道具にして、押し込めを封じるアイデアがあったらいいという提案です。
もう一度ストリーを見直してみたいと考えています。
でも、これが正直、難しいです。
今期のゲスト講評は、9月に森村誠一が来るので、そこで自分の作品が講評作品に選ばれるといいなあ、と思っています。
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