オール読物新人賞に応募するためにオール読物の最新号を買いました。
何年か前からこの新人賞に応募するためには、オール読物についている応募券が必要になったからです。
ほかの出版社系の新人賞は、こんなセコイ事をしていないのに、なぜ天下の文藝春秋社がこんなことをしているのか、わかりませんが、応募するためですからやむを得ません。
デビューするためには、出版社系の新人賞を獲ることが一番の早道だからです。
世の中には、いろいろな新人賞があり、自治体が主催しているものも多いのですが、それでは、単に新人賞を獲っただけで終わってしまうようです。
出版されるためには、出版社系の賞を獲る必要があります。
さて、そのオール読物を読んでいたら、以前同じ小説教室で勉強していた知り合いが短編を書いていました。
オール読物新人賞を獲って、デビューしてから7年くらい経つでしょうか。
何冊か本を出して、頑張っているようです。
3ヶ月に1度くらい飲み会に来ますが、なかなか小説の本を出してもらえないといつも嘆いています。
同じ年にオール読物新人賞を獲った同期が直木賞候補になったのには、大分ショックを受けていました。
いま通っている小説教室からは毎年何人かデビューしますが、正直なところすぐに消えてしまう人が多いようです。
その知り合いのように小説家であり続ける人は、珍しいのです。
デビューするのは、以前よりた易くなったけど、小説家であり続けるのは、難しいと、編集者でもある小説教室の講師はよく言っています。
何でも10年間小説家として生き残るのは、5%とか。
それを考えると、その知り合いのように7年間も小説家であるのは、珍しい方です。
ただ、そしがやは、まだそのデビューもできていないのですから、まずは、新人賞を
獲得して、小説家になることが先決ですね。
参考記事