今いろいろなニュースを見ると日本中、悲観的な四字熟語であふれています。
例をあげると、老人漂流、下流老人、老後破産、消滅都市、などです。
日本人は、四字熟語が好きですが、こんなにも元気の出ない言葉があるんですね。
言葉には、言霊が宿ると言いますが、こんな言葉を普段から使っているとなおさら悲観的になってしまいます。
暗くなってしまいます。
本当にこんなに日本は、暗いのでしょうか。
ダメな国なのでしょうか。
世界的に見れば、まだ世界第3位の経済力があります。
街を歩いていても物乞いを見かけることはありません。
治安もいいです。
街もきれいです。
最近は、外国には行ったことはありませんが、以前旅した時のことを思い出すと、日本はまだましだと感じました。
世界的に見ると難民が問題になっていますが、日本に難民として認めてほしいという人はいても、こんな「悲観的な」日本から難民として他の国に命を懸けて、行く人はいません。
他の国の人にとっては、自分の国を捨てても日本は、暮らしたい国のようです。
また政治的にも自由な国なので、日本に亡命したいという人はいても、日本から他の国へ亡命したいという人は、今の政府に批判的な人でもいないでしょう。
そしがやの場合も子供のころから考えると、豊かになったと思います。
インターネットが自由に使えるようになった。
コンビニに行けば、ほぼなんでも手に入るようになった。
仕事や結婚が社会のしがらみがなく、自由にできるようになった。
交通事故や殺人事件が減った。
などなどです。
他にもいろいろあると思います。
これが進歩というものでしょう。
これらは、技術の発達、政治的安定、経済の発展の成果です。
もう40年前、50年前には、戻りたくありません。
ですが、最初に書いたように悲観的な四字熟語があふれています。
ポジティブな考え方や自立した精神があれば、今の日本で生きていくのは最高の環境かもしれません。
ですが、それらがない悲観的な人間にとっては、日本以外の社会でも生きていくのは難しいように思います。
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