トランプ氏が大統領に当選してから「トランプトレード」という現象が起きています。
アメリカ大統領選挙でトランプ氏が勝利したことで、金融市場ではこれから実行される政策を考慮したうえで取り引きを行う「トランプトレード」が活発になっています。
金融市場では、アメリカ大統領選挙の前からトランプ氏が優勢とみた一部の投資家の間で特定の資産に投資をしたり、売却したりする「トランプトレード」が行われていましたが、当選が確実になったと報じられて以降、一段と活発になりました。
政権が変わったりすると特定の銘柄が買われたりする現象が起きる場合がありますが、今回の「トランプトレード」では、金融やITといった銘柄がニューヨーク株式市場で大幅に上昇しています。
トランプ氏が掲げる減税策や規制緩和への期待感からのようです。
こういうニュースを耳にすると積極的に株式を購入したくなりそうですが、こういう時こそ株式には、暴落するリスクが常にあるということを肝に銘じたいものです。
今年の8月にもブラックマンデー超えの日経平均史上最大の暴落がありました。
やはりリスクを許容できる範囲内での投資を心掛けるということを忘れないでほしいですね。
こういう景気のいい記事を読むたびにそんなことを思い出し、自分を戒めています。
専門家の間では「トランプトレード」が当面、続くという見方がある一方で、期待が先行しすぎているという指摘もあり、今後の投資家の動向が注目されます。
専門家も上記のように今回の「トランプトレード」は、期待先行だとも指摘しています。
そしがや自身は、日本株のみを投資対象にしているので、アメリカの株式を買う予定はもともとありませんが、トランプ氏の勝利は、日本の株式への影響は勿論あるので、今後の経済の動静には注目しています。