そしがやのリタイア日記

リタイアした公務員の日々の生活を書いていきます。学生生活、投資、などなどです。

年収870万円でも中年破産

最近、ネット上の記事を読んでいると、「〇〇破産」とか「〇〇破綻」、「貧困〇〇」といったキーワードの入った記事が多いように感じます。

特に「〇〇破産」は、インパクトがあるので、またかとは思いつつも読んでしまいます。

 

いつも読んでいるmsnニュースにこんな記事が載りました。

www.msn.com

 

ちょっと内容を紹介してみましょう。

 

Aさん(当時45歳)は、都内の上場企業に勤務するサラリーマン。昨年ベースの年収は約870万円。今年も同じくらいの金額が見込めそうだ。
2人の息子はそれぞれ公立中学1年生と3年生。来年の長男の私立高校受験に向けて、昨年から家庭教師・進学塾代が急増。その費用を捻出するため、妻(当時42歳)は、近所のクリニックに週3回ほど医療事務のパートに通っている。
約10年前に、現在住んでいるマンションを約4500万円で購入。年間約200万円の住宅ローン返済があるが、65歳までには完済する予定だ。
手持ちの金融資産は、上場株式や投資信託等と合わせて400万円ほど。ただし昨年、離れて暮らしていた実父が亡くなり、約600万円の定期預金を相続し、1000万円に増えた。
(中略)
そんな一見、どこにでもありそうな“余裕のある”Aさん家族を襲ったのは、病気というリスクだった。半年後、会社の人間ドックで大腸がんが見つかったのである。

 

年収870万円といえば、45歳としては結構いい収入ですね。

普通に考えれば、恵まれた方でしょう。
ですが、がんが見つかりました。

これもよくありそうです。

治療費が大変だと想像します。


でも実際は、医療費よりも重くのしかかったのは、教育費だったというのです。
Aさんの話です。

「手術のときの入院費用や抗がん剤治療などの費用は、それなりにかかっていると思いますが、高額療養費制度なども利用できましたし、それほど負担には感じませんでした。それよりも大変だったのが、毎月の生活費や住宅ローン返済、子どもたちの教育費負担ですよ。とりわけ、長男は希望していた私立高校に進学できたものの、学費以外に制服や学校指定の学用品、修学旅行の積立金、さまざまな行事への参加費用、塾代などがかかりました。これが案外重くのしかかってくるんです」

 

私立高校へ通うとかなり教育費がかかるとは聞いていますが、やはり案外重いですね。子どものいないそしがやには、ちょっと想像できませんでした。

それにこの高校では、語学留学を積極的に進めていて、その費用も100万円以上かかったようです。

 

病気だけでは、ここまで追いこまれなかったでしょう。

あっという間に金融資産の1000万円は、消えてしまったそうです。

原因としては、聖域化した教育費があったんですね。

今回は、私立高校でしたが、子どもが私立大学へ行っていても同じようなことが起きたでしょうね。

ですが、この記事にもあるようにこんなに教育費を掛けてもひきこもりやニートうつ病になる子どもも少なくないといいます。

教育費も聖域化しないことも必要だということでしょうか。

 

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