そしがやのリタイア日記

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女子校育ちで一度も交際経験のない36歳の葛藤

今年、大学院の修士課程を卒業して、別の大学の博士課程に入学した30歳代半ばの独身の女性が同じゼミにいました。

昨年の12月に開かれた忘年会でたまたま隣の席になり、ほかの大学の博士課程に進学するという話題から、結婚していない理由になり、「一度も交際経験がない」という話を聞きました。

多分、彼女がそんなことをしゃべったのは、アルコールの力があったのでしょう。

 

そんな交際経験のない女性の記事を読みました。

 

www.msn.com

結婚相談所での活動者の中には、生活圏内の自然な出会いで、恋愛をまったく経験してこなかった人たちもいる。30歳を過ぎ、40歳を過ぎて周りを見渡せば、友人たちのほとんどが家庭を築いていて、「私も結婚したほうがいいのではないか」と、相談所の門戸をたたく。

 

この記事のライターは、結婚相談所に勤めています。

こういう記事を読むとプライバシーがどうなっているのか、心配になりますが、ところどころにフェイクも入れているのでしょうね。

 

吉田友美(仮名、36歳)は、相談所での活動歴が4カ月になるが、これまで男性と付き合った経験が一度もない。

 結婚相談所の場合、見た目や写真がきれいに撮れているかどうかの個人差もあるが、30代半ばならば最初の2カ月は、月に30~40件近くの申し込みがかかる。すでに登録している既存会員が一斉に新規参入者を見て、申し込みをかけてくるからだ。これを業界用語では“お見合いバブル”と呼んでいる。

 

友美さんは、見た目がよかったのでしょう。

最初かなりの数のお見合い申し込みを受けます。

 

そして、お見合い4人目まではお断りしていた友美だったが、5人目にお会いした米川隆次(仮名、39歳)には“交際希望”を出し、交際することになった。

 

結局、5人目でようやく交際することになります。

 

「まず連絡は、小まめに取り合うことですよ。 LINEはもう交換したの? 婚活にとってのLINEは、連絡ツールではなく、コミュニケーションツールなんですね。ファーストコールでデートの日を決めて、そこからぱったりと連絡が途絶えて、会う直前に前日確認するような業務連絡LINEを入れ合うカップルは、交際も短命なの。お付き合いをするようになって、テンションが上がっていたのに、連絡を取らない期間に下がってしまうから。1回下がったテンションは、なかなか上がらないんですね。(後略)」

 

相談員であるライターは、かなり具体的なアドバイスをします。

 

5人目に見合いをした3つ上の隆次には、交際希望を出し、順調にデートを重ねていた。

 「お付き合いの進捗は、どうですか?」と、 週明けの月曜日にLINEを入れると、「もう4回お会いしました。コロナの影響で水族館やテーマパークは閉館しているところが多いので、今度の日曜日は、桜を見に車で遠出することになっています」というLINEが返ってきた。

 

ようやく順調に交際が始まったようですが、これは、あっけなく終わりを迎えます。

 

これは一安心と思っていたのだが、翌日の火曜日に隆次の相談室の仲人から、“交際終了”の連絡が来た。私は驚いて相談室に電話をかけると、仲人は言った。

 

どうしてこういうことになってしまったのかというと、先週お見合いした相手が隆次を気に入ってしまったからだといいます。その女性は、隆次と同い歳の39歳なのですが、交際にとても積極的だったのです。 

 

「LINEも女性側から毎日くるし、2週間前に見合いしてから、すでに4回会っていると言うんです。今、コロナの影響で会社も残業がないでしょう? ウィークデーも、『この日、食事しませんか?』と女性から積極的に誘ってくる。あと、LINEも1日、4~5往復しているみたいなんです。

 米川が言うには、『友美さんとの連絡はいつも自分からで、彼女からLINEが来たことは一度もない。返信もその日ではなく、決まって翌日か翌々日で』と。(後略)」

 

つまり、ちゃんと自分で選ばれるようにアピールした女性に、ただ待っているだけの女性は負けてしまったということのようです。

男性としては、その通りだと感じます。

 

「人を条件で選んだりしていいものか。でも、そうしないとお見合いができない。そんなことをしている自分がはしたないと思ってしまいます。ただそれをしていかないと結婚ができないんですよね。それなら、そこまでして結婚をしなくてもいいかなと思い始めています」 友美さんは、最後にはこの相談員にこういう LINEを送ってきました。

 

友美さんは、最後にはこの相談員にこういう LINEを送ってきました。

「そこまでして結婚をしなくてもいいかなと思い始めています」というのが、彼女の本当の気持ちなんでしょうね。

 

“結婚してこそ一人前”という考え方は、もはや昔のこと。今は、結婚をするかしないかは、個人で選択する時代になっている。

 

最後は、こういう結論で終わっています。

最初に触れた博士課程に進学した女性も含め、いろいろな選択肢がある時代ですから、まわりに流されて、無理する必要はないんでしょうね。

 

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