コロナウイルスの影響で大学は、閉鎖されて、通学ができない状態が続いています。
緊急事態宣言が解除されるまでは、無理でしょう。
そんなわけで春休みの延長で家に引きこもった状態が続いています。
部屋の中では本を読んだり、テレビやユーチューブを見たりしてして、過ごしていますが、やはり長時間、室内にいると欝々とした状態になります。
だんだん精神的につらくなってきます。
それに今回のコロナとの闘いは、長期戦になりそうです。
これは、皆さんも同じでしょう。
そんなコロナうつを避けるための方法の記事を読みました。
新型コロナウイルスの感染拡大により、全国の病院が大混雑している。それは内科だけではない。松崎病院(愛知県)の精神科医・鹿目将至氏は、「親交のある県内の精神科医の場合、3月下旬のある日に診察した患者68人中58人がコロナへの強い不安を述べたそうです。『コロナ鬱』といってもいい症状を訴える患者が急増しています」という――。
内科だけではなく、精神科も受診者が増えているという内容です。
確かにこれだけコロナウイルスの状況が厳しくなり、メディアでも報道されていると強い不安を感じる人が増加するのは当然かもしれません。
(1)自分の症状を冷静に見つめ「これはコロナのせい」と自覚する
(2)ニュースの追っかけをやめる
(3)規則正しい生活をして、できるだけ体を動かす
(4)明るい未来を予測する
(5)感謝の気持ちをもつ
鹿目医師は、以上の5点を予防法として挙げています。
いずれも大事な視点だと思いますが、(1)と(2)が個人的には、重要だと感じました。
「『コロナが怖い』『感染したらどうしようかと不安になる、焦ってしまう』。そうした気持ちは誰もが感じることであり、決して『そう感じてしまう私はおかしい』と考えないほうがいい。
(1)では、このように述べています。
コロナウイルスに対する不安や恐怖をそのまま受け入れるということです。
「不安を認め、受け入れることはうつに対する基礎的な自己防衛術です。不安をひとりで抱え込まず、まずは自分の症状を認めて、自覚すること。それが治癒への第一歩になります」
まず不安を認め、受け入れることが治癒への第一歩になるとしています。
こういうことってなかなか認めたくないことでしょうが、事実でしょうね。
「コロナウイルスに関するニュースを意識的にシャットアウトしましょう。ネガティブな情報に触れ続けていると、自然とネガティブな気分に支配されてしまう。自分ではそのことに気がつきにくいのです」
(2)では、このように指摘しています。
在宅が多いので、テレビを自然と見る機会が増えてしまいますが、流れるものといったら、ネガティブなものばかりです。
これではますます気持ちが沈んでしまいます。
『この情報番組はネガティブだな、今の会話もネガティブだな』。そう思ったら、意識的にポジティブなニュース、ポジティブな話題に触れましょう。
確かにポジティブな番組に触れるとホッとしますね。
今は、メディアの時代なので、自分でポジティブとネガティブのバランスをとる必要があります。
無論、(3)から(5)の予防策も大事です。
家族がいるから自分がいる、両親がいるから自分がいる、作ってくれる人がいるから物がある、物を売ってくれる人がいるから買うことができる、そんな「当たり前」にもう一度目を向け「ありがとう」と言ってみる。意外とこういうシンプルなことが、「コロナうつ」を防止する鍵なのではないだろうか。
この記事では、最後にこうまとめています。
いままでは、「当たり前」だったことが、「当たり前」ではなくなったので、そしがやも「ありがとう」と感謝しています。
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