そしがやのリタイア日記

リタイアした公務員の日々の生活を書いていきます。学生生活、投資、などなどです。

「年金はムダ」年をとり主張一変

公務員になり勤め始めたころ、いろいろと天引きされるものが多くてビックリしました。

共済組合保険料、住民税、所得税などです。

共済組合保険料も2通りあり、短期と長期とありました。

短期は、医療保険なのでまだ払う意味があると思ったのですが、長期というのは、60歳になってから受け取る年金で、将来もらえるかどうかわからないのに、払うのは、バカらしいと考えていました。

ですが、天引きなので、払わないわけには、いかず、そのまま天引きされるままにしていたというのが実情です。

もし国民年金のように自分で保険料を支払う制度だったら、払っていなかったかもしれません。
ですが、現在年金を受給する立場になって、今感じるのは、あの時に保険料が天引きでよかったということです。
そんな若者の気持ちについての記事を読みました。

www.msn.com

年金2000万円問題によって、公的年金に対する信頼がこれまで以上に揺らいでいる。年金財政の状況を考えると、現時点との比較で2~3割の減額は必至であり、若い人にとっては、何の期待も持てない制度になっているのはよく理解できる。

 

現在、年金制度は、今まで以上にその信頼が揺らいでいます。

ですが、これまでにも何度か同じようなことがありました。

 

だが、年金がアテにならないという話は、過去、何度も話題になったことがあり、(当時の)若年層は「自分たちはどうせ年金はもらえないので、保険料などを払いたくない」と強く主張していた。しかし、彼等が中高年になった今、自分はいくら年金がもらえるのかと血眼になっている。今、「公的年金など意味がない」と主張している若い人の大半が、20年後には「年金、年金」と騒いでいるはずだ。 

 

この記事が言うように、若いうちは、保険料を払いたくないのに、中高年になるともらえる年金額に血眼になる、というのは、今まで何度もずっと繰り返してきたことですが、そしがやもその中の一人でした。

 

つまり、いつの時代においても若年層というのは「自分たちだけは違う」と主張するものの、結局は中高年になると似たような振る舞いをするものなのだ。

 

この記事では、人間は、若年層のころとは違う主張を、中高年になるとするようになると述べています。

それは年金だけでなく、仕事に対する態度も同じだとしています。

この辺は、当たっていますね。

同じ人間が若いころと中高年とでは、まったく違う主張をするというのは、いつの世にもあるものです。

 

日本の年金制度はそもそも不完全なものであり、いつの時代においても、公的年金だけに頼ることはできないという現実について理解しておくべきだと言いたいだけである。

 

最後にこの記事のライターが言いたいのは、年金に関しては、完全なものではないので、若いうちから老後の準備をしておけ、というものです。

年金制度も給付額は減るかもしれないが、制度が崩壊する可能性は、きわめて低いというのです。

至極、まともな考え方です。

 

どの世代であれ、年金に頼らないと生活できないような人生設計を行うことは避けるべきだが、平均的な所得水準の国民にとって、公的年金が「最後の砦」として機能し続けるのもまた事実である。

 

最後には、こう締めくくっていますが、年金を前提としたうえで足りない部分は、自助で生活するようにするしかないということですね。

 

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