そしがやは、配当を目的に個別株式投資をしていますが、投資額が少ないということもあり、配当額は、昨年は、10万円ほどでした。
もう仕事をしていない上、これ以上リスクをとることができないので、投資額を増やすことは、考えていません。
10年ほど前の働いているころには、配当だけで、生活をできるようにと、もっと多くの金額を投資していました。
ですが、結局、配当だけで生活するというのは、叶わぬ夢に終わってしまいました。
しかし世の中には、そんな夢を実現した人もいるようです。
日経ベリタスに載っている「七転び八起き」という個人投資家を紹介したコラムには、夢を実現し、さらなる夢を追いかける人の記事が載っていました。
今回は愛鷹さん(39) 医薬業界で働く兼業投資家。自分の資金が世の中を豊かにする技術革新につながればと思い、テクノロジー関連企業にも積極投資している。
39歳の投資家です。
この年齢を夢をかなえたのですから、立派です。
■2008年~
社会人3年目の夏に個別株投資を始めた。それまでは親から相続した投資信託で月2万円ずつ積み立てていたものの「運用会社に任せっきりで面白くなかった」ためで、大学時代に後輩がIT(情報技術)バブルで大もうけしていたことも脳裏にあった。最初に購入したのはアミューズ(4301)。約20万円を投じたものの、直後に発生したリーマン・ショックで株価が大きく下落、含み損を抱えた。しかし辛抱強く持ち続けたことで株価は回復。このことから「株価の上下に一喜一憂すべきではない」と学んだ。
就職して3年目に株を始めています。
そしがやも実をいうとその年齢の時に最初の株を購入しました。
バブル前ですぐに値上がりして、自分が天才だと感じたことを思い出します。
浅はかでしたね。
愛鷹さんは、リーマンショックで「株価の上下に一喜一憂すべきではない」というポリシーを学びました。
これが愛鷹さんの飛躍の哲学になったようです。
■11年~
高配当目当てで保有していたイー・アクセスが13年にソフトバンクグループ(9984)に買収され、株式交換を通じてSBGの株式も持つことに。リーマン・ショックを受けた雇用市場の停滞で低位に位置していた求人広告のディップ(2379)などの人材関連や、セキュリティーソフトの将来性を見込んで投資したデジタルアーツ(2326)もあたり、15年には保有資産の総額が1億円を超える「億り人」の仲間入りを果たした。
15年には、「億り人」になったというのですから、驚きました。
まだ年齢的には、35歳です。
うらやましい限りです。
■18年~
「損切りはせず、一度買った銘柄はよほどのことがない限り持ち続ける」とのスタンスで、足元での保有銘柄は約800まで膨らみ、資産は2億円を超えた。投資先は配当利回り3%を目安にしており、毎年もらえる配当金は400万円ほど。
いまの段階で800銘柄を所有し、配当400万円を実現しています。
資産額は、2億円を超えていると言います。
もうこれだったら、リタイアしても生活できそうです。
ここまで来れたのには、「損切りはせず、一度買った銘柄はよほどのことがない限り持ち続ける」というスタンスがあったようです。
それに愛鷹さんのすごいのは、現状で満足することなく、「将来的には資産額10億円、年配当額1000万円を目指している。」ということです。
そしがやは、もうここまで行くことは、到底無理だし、目指しませんが、かつての自分の夢を実現した人がいることに感服しましたね。
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