資産の10%ほどを株式へ投資しています。
リスク商品の中では、一番市場性もあり、情報量も多いので、他のリスク商品と比べると安心して投資できると考えているからです。
長年、株式へ投資をしていますが、短期的にはマイナスになっても、長い目で見るとそれなりの利益を得ています。
株式に関しては、多くの書物に書かれてきたので、いまさらという気もしますが、こんな記事を見つけました。
株式投資のメリットを述べたものです。
株式が最強だと言い切れる6つの理由
1. 税金が安い
所得税は最高税率45%+住民税10%のため、所得の半分以上が税金となるが、株式の売却に係る税金は20%のみです。2. キャピタルゲインとインカムゲイン
労働にインカムゲインは存在しません。3. 限界がない
年収には限界が存在する。大抵の場合、10年以上勤めてようやく1000万円。それ以上になる可能性は非常に少ない。(約4.3%)
また、それを手に入れるための投資や時間も膨大。
4. 小資本でスタートできる
会社や不動産の場合、数千万円の資本が必要だが、株式は10万円以下から可能。5. 億万長者ランキング上位のほとんどはビジネスオーナー
ビジネスオーナー、イコール自社の大株主である6. リターン>グロース
そして最も重要なのが、「6. リターン>グロース」になります。
株式の6つのメリットを述べています。
1から5までは、いずれも言い尽くされてきたことなので、目新しいものはないです。
無論、メリットの陰には、リスクがあることも忘れてはいけません。
この記事の一番のキモは、6つ目です。
トマピケティの「21世紀の資本」からの引用です。
トマピケティーの21世紀の資本では、資本家とそれ以外の人(労働者)の格差がなぜ広がるのかについて、明確かつわかりやすい公式で表しました。
r>g
です。
「r」とはリターンのことで、株式や不動産など資産運用から得られる利益率のこと。
「g」とはグロースで、経済成長率のこと。労働から得られる所得の伸び率です。
(中略)21世紀の資本では、過去200年近い歴史を調べ上げて、rは常にgを上回り続けてきたことを証明しています。
この記事では、労働からの所得の伸びは、株式等の資産運用から得られる利益率には、かなわないから、積極的に株式へ投資しようと述べています。
ちょっとこれは、ピケティが「21世紀の資本論」で言いたかったこととは、違うようです。
ですが、この記事の内容は、間違ってはいないでしょう。
と言って、そしがやは、株式投資にはリスクがあるのもわかっているので、安易にこの記事に賛同して、これ以上株式投資への割合を増やそうとも考えていません。
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