勤めているころは、仕事を辞めて、株式等の不労所得で暮らすことを夢見ていました。
株の売却益や配当で生活できれば、職場でのストレスを感じることもないと思っていたのです。
それでいろいろと個別株式や投資信託に手を出しましたが、予想したような結果は、当然出るはずもなく、ダラダラと仕事を続けざるを得ませんでした。
そのころは、雑誌や本で投資のことを勉強していました。
証券会社の主催する無料の投資セミナーにも行ったことがあります。
有料の投資セミナーもありましたが、お金が勿体無いと行くことはありませんでした。
よくそのころの有料セミナーのうたい文句には、有益な情報は、無料では入らないと書かれていました。
証券会社の無料セミナーでは、証券会社に都合のいい情報しか得られないというものでした。
行くべきか行かざるべきか悩みましたが、結局お金が惜しくて、その手の有料セミナーに行くことはありませんでした。
そんな有料セミナーに行った人は、どうなったでしょうか。
こんな記事を読みました。
結婚後は不労所得で暮らす!? 投資に溺れる30代女性|マネー研究所|NIKKEI STYLE
Tさんはこれまで年間60万円以上かけて投資セミナーに通ってきましたが、なかなか成果は上がりません。今も彼と一緒に、もしくは1人で懸命にセミナーに足を運んでいます。そこで教わった個別株への投資や外国為替証拠金取引(FX)に挑戦していますが、利益が出たと思えばすぐに損失が出るなど、なかなか思うようにはいきません。そんな状況でも「これからは不動産投資もやってみたい」と投資をやめる気はなさそうです。
Tさんは、30歳代の女性ですが、月の5万円ほどのお金を掛けて投資セミナーへ出かけています。
ですが、買ったり負けたりで、思うように儲かりません。
しかし、投資だけで生活する夢は捨てていないようです。
この記事を読むと投資に夢中になっていたころのそしがやを思い出します。
不労所得で暮らすという夢を追いかけていたのです。
その後、そしがや自身は、そんな夢がかなわないことを悟り、一番無難な高配当の個別株式を分散して長期所有するという現在の形になりました。
その当時の試行錯誤があったからこそ今の投資パターンがあるのだと思います。
この女性に対しては、相談を受けたFPは、こんな風に答えています。
このため私は「そもそも投資は不労所得を稼ぐためのものではないし、不労所得にこだわってばかりいるのは時間とお金の無駄だ」ときっぱりと答え、「結婚資金をためなければならない今、必要なことは何なのかをしっかり見極め、節約して貯蓄すべきだ」と諭しました。
不労所得にこだわってばかりいるのは、時間とお金の無駄というのは、その通りだと思います。
そしがやは、このTさんのように有料セミナーにお金を使うことはありませんでしたが、投資の勉強には、時間はかけていました。
それなりに知識を得たことは間違いありませんが、そこまで時間を使うことはなかったと今は、感じています。
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