日本は、治安が良いと言われています。
確かにそのとおりでしょう。
それは、日本の警察官の優秀さも寄与していると思います。
ですから、過去に何度か、職務質問を受けたことがありますが、協力してきました。
ですが、職務質問は、法律上は、任意だから断れるはずです。
実際のところ、断ったら、どうなるかも知りたいところです。
こんな記事を読みました。
職務質問の法的根拠を引用すると、警察官職務執行法二条1項に、警察官は「異常な挙動その他周囲の事情から合理的に判断して何らかの犯罪を犯し、若しくは犯そうとしていると疑うに足りる相当な理由のある」人を「停止させて質問することができる」とある。ただ、同条3項に「その意に反して警察署、派出所若しくは駐在所に連行され、若しくは答弁を強要されることはない」とあり、あくまでも職務質問は任意である。
この記事によると職務質問は、任意だと述べられています。
だからといって、簡単に断れるものでしょうか。
この点が、聞きたかったところです。
だが、任意なら簡単に断れると考えるのは早計だ。あっさりと拒否できると職務質問の意味がないので、判例上、状況によっては、警察官には肩や腕に手をかけて止めるなど有形力の行使が認められている。それを振りほどいてまで立ち去ろうとすれば、それは「異常な挙動」とみなされ、ますます警察官に「疑うに足りる相当な理由」を与えてしまうことになる。1度目をつけられたら、断るのは至難の業だ。
やはりこの記事によるとそんなに簡単なものではないようです。
警察官には、判例によって肩や腕に手をかけて止めるなどの有形力の行使が認められています。
これを読むと素直に従ったほうが良さそうにも思えますが、この記事では、逆質問することを提案しています。
警察官に声をかけられたら、まずこれが職務質問なのかどうかを確認し、「自分を疑うに足りる相当な理由」を逆質問してみよう。たいした根拠がなければ、警察官は無理強いしてこない。逆にそれなりの理由があれば、抵抗するだけ時間のムダ。潔く協力して嫌疑を晴らしたほうが賢明だ。警察官への冷静な対応が自分を助けることは間違いない。
ですが、この記事で述べている逆質問も状況や警察官のキャラクターによっては、あらぬ疑いを招きそうな気もします。
この記事を読んだ結論は、素直に従った方が、結局は、面倒がなくていいような気がしますね。
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