ミネラルウォーターについては、一度記事にしたことがあります。
3月まで通っていた大学の授業でミネラルウォーターの水質基準は、水道水よりも甘いという話を聞いて、ミネラルウォーターを買うメリットがないということがわかったという内容でした。
それで、ミネラルウォーターを飲むのをやめたというものです。
その時は、ミネラルウォーターを買うのは、経済的デメリットも大きいので、やめていたのですが、また最近、ミネラルウォーターを飲み始めています。
今は外出した時に暑いので、水分補給で水を飲むのですが、どうしてもミネラルウォーターを買ってしまうのです。
今までは、一度買ったミネラルウォーターのペットボトルに水道水を詰めていました。ですが、口をつけているペットボトルは、雑菌が繁殖しているからと言われ、新しいペットボトルを求めることが多くなったのです。
何度か使ったペットボトルは、洗って使えばいいのですが、ちょっと面倒くさくなったということもあります。
ですから、家では水道水を飲んでいるのですが、外では、ペットボトルを飲むということが続いています。
こんな記事を読みました。
ここで引用したのは、環境学の権威で元国連大学副学長で東京大学名誉教授の安井至氏のインタビューです。
蛇口から出る水は浄水場で作られ、国が定めた安全基準をクリアしたものだけが水道管を通って各家庭まで届いています。この安全基準は、ヒ素、フッ素、ホウ素、亜鉛、マンガン等などについて、それぞれ含有量が一定基準以下でなければいけないと定められています。
同じように市販されているミネラルウォーターにも安全基準があるのですが、この2つを比較した場合、ミネラルウォーターのほうが基準がはるかにゆるいのです。
例えばフッ素は2.5倍、マンガンは4倍、ヒ素、ホウ素、亜鉛などは約5倍もの基準になっており、水道水の方が基準がゆるくなっている項目は一つもありません。ですから、水道水の方が安全性が高いといえるでしょう。
やはり安全面で言えば、水道水の方が基準が厳しいのは、間違いないようです。
またよく言われる塩素のことですが、安全面のために必要だということが指摘されています。
雑菌を繁殖させないためには、塩素は必要だというのです。
それに水道水に使われている塩素は、体に影響のないレベルだということです。
味の面でもコップに水を入れてしばらく置いておけば、塩素は抜けてしまいます。
この記事を読んでまた外出時も水道水を飲もうという気になりました。
ペットボトルの容器をしっかり洗って使えば、雑菌の問題も解消できそうです。
それに何よりも経済的なメリットが大きいのは、リタイア者にとっては、助かります。
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