毎日、リタイア系のブログを読むのを楽しみにしています。
その中には、海外でのリタイア生活をしている人のものがあります。
マレーシアが多いようです。
暖かくて、住みやすそうです。
ですが、そしがやには、ちょっとハードルが高いと感じています。
経済的な面や言葉の面が心配になるのです。
ですから国内で海外のそんな国と同じようなリタイア生活を送ることのできる場所を考えてしまいます。
具体的な場所として思い浮かぶのは、沖縄です。
冬は寒くないし、言葉は日本語が通じるし、いいことづくめのように思えるからです。
ですが、日本ブログ村の「セミリタイア生活」の1位から50位までで見ると、沖縄でリタイア生活を送っている人のブログはないようです。
マレーシアで暮らしている人は、上位10位までに2人いるにもかかわらず、です。
ちょっと不思議に思いました。
リタイアには、国内では最高の場所に思えるのに、リタイアした人のブログを日本ブログ村では見つけることができないということが、です。
こんな記事を見つけました。
その理由が分かった気がしました。
地方移住や田舎暮らしの各人気調査で上位となっているのは、長野、山梨、静岡などだが、Jタウン研究所が15年に「あなたが住みたい『都道府県』はどこ?」というテーマで行ったアンケートでは、沖縄が2位にランクインしている。「亜熱帯地方特有の美しい海と自然に囲まれながら、スローライフを送りたい」というのが、人気の理由のようだ。
しかし、地方に移住すれば誰もが平穏な日常を約束されるわけではない。特に、沖縄の場合は地域社会になじめず、逆にストレスが増して本土に戻る人も少なくないという。
(中略)
1万人以上の沖縄移住者を支援し、本土に戻るサポートも行っている沖縄移住支援センター代表の阿部由明氏は「移住者の8割は、3年以内に本土に戻ります」と定住の難しさを語る。
地方に移住する人は多いようですが、沖縄の場合は、ストレスが増して本土に帰る人が多いようです。
8割が3年以内に戻るというのは、びっくりの数字です。
その理由としては、賃金の安さと物価の高さだと言います。
それに人間関係が難しいようです。
自然に囲まれてスロー地元住民のなかには、本土の人に部屋を貸さないアパートのオーナーや就職の面接を断る経営者など、露骨に嫌悪感を表す人も少なからず存在するという。もちろん、そんな人ばかりではないが、歴史的な経緯や文化の違いから、移住者と地元住民の間でトラブルになることもあるようだ。
ライフを満喫するどころか、生活苦に陥った上に人間関係のストレスに悩まされることにもなりかねない。
この記事を読むと沖縄移住は、なかなか実際は厳しいようです。
都会の人間関係に疲れて沖縄に行っても、また人間関係が難しいというのが、ブログ村には、沖縄でリタイアした人のブログがほとんどない理由かもしれないですね。
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