先日の大学の授業で沖縄独立の話題が出ました。
そのときは、あまり沖縄独立のことは、あまりイメージがわかなかったのですが、その後、考えてみました。
ほかの国でいうと、ヨーロッパでは、英国のスコットランド、スペインのカタロニア、アジアだと中国のチベット、新疆ウイグルなどが独立を望んでいるようです。
沖縄はというと、かつては独立国だったこともあります。
独自の歴史と文化を持っているので、世界的にみると、日本とは、違う民族だと思われているようです。
だから、そしがやは、沖縄の独立もありかなと思っています。
人口も100万人いるし、独立国としてはやっていけそうです。
米軍基地がなくなった後は、シンガポールのような金融と観光で生きていく国を目指す道もあるかもしれません。
米軍や日本国からのお金がなくなってもやっていけるのではないでしょうか。
ちょっと楽観的過ぎるかな。
ですが、そうすると日本国内では、別の地域が独立したいと言ってくるような気がするのです。
それはどこでしょう。
なんと、東京です。
意外な気がするかもしれません。
東京には、約1200万人住んでいますが、みな日本人ですし、日本語を話しています。
過去に沖縄とは違って独立国だったことはありません。
ですからなぜ、東京が独立を考えるのでしょう。
東京には、大企業の本社がほとんどあります。
働いている人の収入も高いです。
日本全体の10分の1の人口ですが、個人住民税でみると全国平均を100とするとの約165だそうです。
法人税でみるともっと高いはずです。
日本全体の富の10分の1以上はあると思います。
ですが、東京の税収は、東京だけで使っているわけではありません。
所得税や法人税などの国税は、国が集めて地方交付税などとして地方に流れています。
東京の人からしたら、何か、不公平ではありませんか。
自分たちが払った税金に見合った、もっと豊かな生活をしたいと思うのではないのでしょうか。
独立したら、自分たちの税金は、自分たちのために使えます。
そう考えて当然ではないでしょうか。
今までは、そんなことは、考えもしなかったでしょう。
タブーだったのかもしれません。
ですが、もし沖縄独立という話が現実化してくると次は東京独立という話が出てくるのは、あながち、冗談とも言えなくなってくるかもしれません。
沖縄独立という話を耳にして、東京独立なぞという、絵空ごとを夢想してしまいました。
地方出身者のそしがやとしては、そんなことが現実にならないと無論信じたいですね。
こんなことを空想したのは、多分井上ひさしの吉里吉里人を読んだせいかな。