生活保護に関しては、公務員だったので、直接担当することはなかったのですが、まわりからいろいろと話を聞くことはありました。
やはりほとんどは、やむにやまれず最後のセイフティネットとして利用している人が多かったです。
ですが、世間で言われているような不正受給と疑われても仕方のない人もいたようです。
こんな記事を読みました。
“小田原ジャンパー事件”を機にあらためて注目される生活保護。不正受給対策ばかりが叫ばれるなか、実際の受給者たちは何を思い、どのような生活を送っているのだろうか?
41歳という高齢で初の出産をした木村良枝さん(仮名・59歳)。当時はカラオケ喫茶に勤務していたが、妊娠を機に退職。一人身で子供を育てるのは困難ということで生活保護受給者となった。
この記事で取り上げられているのは、59歳の女性です。
ちょっとわからないのは、子供の父親のことです。
いろいろな事情があるのでしょうが、その辺のいきさつも知りたいところです。
父親がいて、普通に仕事をしていれば、生活保護を受けなくても済んだような気がします。
現在、毎月の受給額は12万4000円ほど。受給開始後から暮らしている市営住宅の家賃は約1万5000円、間取りは3DKだ。
3DKで1万5000円は、安いですね。
住居費がこの程度の市営住宅ってあるんですね。
以前、公団住宅に住んでいたことがありますが、これより狭くて3倍以上の家賃でした。
生活保護者用の家賃でしょうか。
この辺も説明が欲しいです。
この記事を読んで人によって印象はいろいろと違うでしょう。
日本の生活保護制度は、貧しいと感じる人もいるかもしれません。
あるいは、なぜこの女性は、健康なのに仕事をしないのか、と疑問に思う人もいるでしょう。
また、リタイアをした人によっては、こんな安い住宅へ移りたい人もいるでしょうね。
そしがやは、一人だったら、こんな住宅での生活も悪くないな、と感じました。
貯蓄を切り崩さずに年金だけで暮らしていけそうだからです。
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