40歳代のころは、まだ老後も先のことで、確固たる目的もなく、投資をして、お金を貯めていたような気がします。
いつかは、役立つと思っていたのでしょう。
そしがやの場合、本格的に老後のためを意識したのは、50歳代に入ってからでしょうか。
さて、そんな40歳代ですが、同じような考え方の男性からの質問が、いつも読んでいるマネー・クリニックに載りました。
■相談内容
結婚などの予定もないので、目的なく貯金をしているがこのままでよいか? 配当重視でJ-REITに投資している(平均配当3.5%)がそのままでよいか知りたいです。不動産投資などを検討した方がよいでしょうか?
41歳の男性で独身です。
月収は、30万円あります。
ボーナスは、年間60万円です。
資産は、貯蓄が500万円で投資が2000万円です。
FPからのアドバイスは、以下の3つです。
アドバイス1 結果的に老後資金につながっている
アドバイス2 投資の一部を確定拠出年金で運用
アドバイス3 REITはもっとも合理的な不動産投資
FPのアドバイス1が一番この相談者の本質を表わしていると思います。
アドバイスの内容を見てみましょう。
アドバイス1 結果的に老後資金につながっている
まず、目的がなく貯めていることについて。なかなか貯蓄できない人はモチベーションを持つことで「貯められる人」になることは往々にしてありますが、ピクシーさんはすでに「貯められる人」ですから、貯蓄目的がないことをさほど気にする必要はありません。また、今はなくとも、結果的に今の貯蓄や投資商品は老後資金になっていきます。具体的な目的が見つからないなら、老後の備えをしていると考えればいいのではないでしょうか。
つまりすでに、「貯められる人ですから、貯蓄目的がないことをさほど気にする必要はありません。」ということです。
貯める体質になっているのです。
気になるのなら、「老後の備えをしていると考えればいい」というものです。
多分のこのアドバイスを聞けば、この相談者は、納得するでしょう。
アドバイス1が考え方の一番大事な総論でアドバイス2と3は、各論ですね。
こんな人が、しっかりとしたモティベーションを持ったら、無敵です。
そしがやの場合は、まだ40歳台のころは、投資等はしていたものの、こんな確固たるモティベーションはありませんでした。
関連記事