いつも読んでいるmsnニュースには、いろいろなリタイアの相談に記事が載りますが、公務員のもののあります。
自分が公務員だったので、興味深く読みます。
今回の方は、かなり資産額の多い人で投資運用に成功したようです。
運用だけでも食べていける人のように感じました。
さて相談内容ですが、
■相談内容
即リタイヤを想定した場合、資産構成は組み替える必要があるでしょうか。リスク資産を減らさなければならないとすれば、どの程度でしょうか。リスク資産からの配当等で今日に至るまで相当メリット(年間200万以上の不労所得)を得てきました。リタイヤ後のアルバイトなどの労働所得は考えていません。生活費は1ヵ月15万~20万円を想定しています。最近、地方にリタイヤ後に住むマンションを購入しました。
47歳の男性の公務員で両親と住んでいます。
収入は、給与と株式の配当等を合わせて、47万円でボーナスは、年額100万円です。
資産ですが、貯蓄が250万円、投資が1億2600万円です。
配当収入だけで17万円ですからすぐにでもリタイアできそうです。
いろいろなブログを見ているとこのくらいの収入でリタイアしている人は、結構いますね。
FPのアドバイスは、
アドバイス1 今後の収入だけで老後資金を確保
資産構成について考える前に、即リタイヤされた場合のキャッシュフローを考えてみたいと思います。まずリタイヤ後、アルバイト等はせず、その代わりに生活費は15万~20万円に落とせるとのこと。仮に20万円として、85歳までの38年間で9120万円。一方、今後の収入ですが、退職金1200-1300万円に加え、個人年金保険から55歳以降、終身で年金額99万円支給されますから30年間で約3000万円。公的年金は65歳から月12万円ということなので約2900万円。あと、終身保険から生存金として、計800万円が受け取れます。これらを合計すれば、リタイヤ後の確定している総収入は約8200万円。つまり、あくまで生活費だけで試算すれば、貯蓄や投資に回しているお金から1000万円程度取り崩すだけで、老後生活がカバーできるということになります。
これだけ見てもリタイアは、すぐに可能ですね。
アドバイス2 それでも資産配分は1対1に
では、今の資産状況について今後も手を付けなくていいかと言えば、やはりある程度、リスク資産は減らしておく方が賢明だと思います。先の生活費の試算はあくまで、老後生活全般にわたって支出が一定と想定した場合です。途中、病気やケガ、実家のリフォーム、その他、不測の事態でまとまった支出が発生する可能性は否定できません。
(中略)
理想としては、貯蓄と投資の資産配分は1対1。65歳をめどに徐々に投資商品を現金化していく。これまで長年、安定した運用で不労所得を得てきたのですから、売却のタイミング等も熟知していると思います。ご自身の判断で効率よく、リスク資産を減らしてみてください。
それでも6000万円程度、投資商品が残ります。老後の楽しみとして運用する(=リスクを取る)には十分な額ではないでしょうか。
貯蓄と投資の割合は、FPは、1対1って言っていますが、歳を重ねたら、もっと投資の割合を減らしてもいいように思いますね。
ちょっとそしがやは、保守的かもしれませんが。
アドバイス3 繰上返済で固定支出を減らす
現金を増やすべきだとするもうひとつの理由は、住宅ローンです。66歳のとき完済ということですが、それを待たずに繰上返済で完済してしまってはどうでしょうか。
これは、そしがやも感じました。
住宅ローンは早めに完済した方がいいと思います。
給与収入がないのにローンがあるというのは、いろいろと不安なものです。
それにしても今回の方は恵まれた方ですね。
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