我が家では、妻はそしがやの収入や資産額を知りません。
特に聞かれることもないので、話したことがありませんでした。
興味なさそうなので、こちらから積極的に話すこともないと考え、伝えたこともありません。
いまはリタイアしたので、収入がないということは分かっていると思いますが、貯金等の資産額は、まったく分からないでしょう。
ですが、多くの家庭では、妻が家計を管理しているようですから、夫の収入も貯金額等もしっかりと把握しているのが、普通のようです。
我が家では、そしがやが毎月生活費等を妻に渡しているので、妻は家計にまったく関知していません。
ちょっと珍しい例かもしれないです。
さていつも読んでいるmsnニュースを読んでいたら、我が家に似た家庭の相談が載っていました。
違うのは妻にかなりの収入があるというものです。
興味深いので、紹介します。
■相談内容
去年から今年に掛けてファイナンシャルプランが大きく変わったので、ご相談したいです。結婚以来18年間、夫両親と夫実家で同居してきましたが、去年義父が亡くなった後、義母と不和になり、夫の実家を急遽出て、今年3月に3200万円のマンションを妻名義で購入しました。今現在は、生活費、貯蓄とも足りているので、問題はないのですが、結婚後ずっとお互い収入のおよそ半分ずつを出し合って生活しており、夫の正確な収入や支出、貯蓄を把握していません。マンションを買うときに少し聞いた話では、あまり貯蓄はしていないようです。しかし、私の方が年収が多いため、突っ込んだ話がやりにくい状態です。老後もこれで行けるのであれば、それでも良いと思うのですが、いかがでしょうか?
妻である相談者は、46歳で持ち家マンションに47歳の夫と住んでいます。
月収は、42万5千円と結構高い方です。
ボーナスは年間220万円あります。
夫からは生活費として、毎月15万円渡されていますが、収入額は分からないそうです。
妻の資産は、4000万円ありますが、夫の資産額は、そういうわけで分かりません。
やはり妻としては、夫の額がわからないので、老後が不安になってきているようです。
FPの答えはというと、
アドバイス1 奥様の貯蓄だけで老後資金は安泰
ご心配の老後について、奥様の資産(あるいは奥様が把握し、管理できる資産)だけで老後資金はまかなえるかというご相談ですが、結論から言えば問題はありません。十分カバーできます。奥様は70歳、ご主人は65歳と定年延長ができ、しかもそれまで現在の収入が下がらないとのこと。つまりは、少なくともご主人が定年を迎えるまで、今の家計状態が続くことになるわけですが、実は、老後に向けてこのことがとても家計にプラスになります。なぜなら、現在の貯蓄および投資ペースが年間438万円(月額24万円+ボーナスで年間150万円)ですから、今後18年間で実に7884万円も老後資金の上積みができるからです。さらに、2030年に住宅ローンが完済となりますので、それ以降の支出減がそのまま貯蓄に回るとすれば、実質は8360万円ほどになっていることになります。
(中略)
つまり、あくまで、投資商品についてはずっと投資評価額が変わらないとした場合ですが、お2人がともに定年となった時点(ご主人71歳、奥様70歳)で、資産は計算上、約1億4600万円になっています。しかも、この金額は退職金を含んでいません。
それでもこの額は、生活費として奥様が手にする公的年金に月額40万円を加えて、100歳まで老後資金が続くほどの蓄えです。よほど大きな支出、損出を抱えない限り、まったく心配は要りません。
老後については心配がないとのことです。
ですが、このFPの計算でちょっと気になったのは、この計算は、妻が定年の70歳まで今と同じ収入があるというのが根拠になっていますが、ちょっと甘いように思います。
普通は、55歳か60歳からは給与収入は減ると考えた方が自然です。
ですが、その辺の情報がないので、以上のような計算をしたのでしょう。
それにしても70歳が定年の民間企業があるんですね。
もしその歳まで今と同じ給与水準だとしたらすばらしいです。
どういうところか知りたいところです。
アドバイス3 いつかはご主人の蓄えの確認を
最後に。奥様が希望されるように、ご主人と突っ込んだお金の話をしなくとも、老後資金の心配は不要です。しかし、不安がないわけではありません。急ぐ必要はありませんが、いずれどこかのタイミングで、少なくともご主人の蓄えは確認しておく方が安心だとは思います。
なかなか聞きにくいのかとは想像しますが、FPが言うように、夫の蓄えを確認するのは、大切だと思います。
精神衛生上も安心できるでしょう。
ということは、我が家でもいつかは資産額を話さなくてはいけないんでしょうね。
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