公務員だったので、職場結婚の同僚たちは、ほとんど共稼ぎでした。
賃金等の条件が男女とも同じということもあり、辞めるという選択肢はないと考えている人がほとんどでした。
そんな中、そしがやは、自分一人だけが働くという、職場の中では、少数派で、やや肩身の狭い思いをして、過ごしてきました。
一方、公務員の世界から外を見ると意外と専業主婦願望が強いのも事実のようです。
トピ主は27歳で、彼氏も同年齢。3年付き合ってプロポーズされたものの、彼氏から「収入的には専業主婦でも生活できるけれど、◯◯ちゃんにも働いてもらって、貯蓄を多く残しておきたい」と告げられたそう。トピ主は「子どもが出来たら3歳までは働かず子育てしたい」と希望していますが、「それならより一層、子どもが出来るまでは二馬力で貯金を」と、ますます働くよう促される始末。トピ主は、
「フルタイム勤務で休みも合わないのに、結婚してからも働き詰めかとがっかりしました」
公務員の世界しか知らないので、専業主婦願望が令和の世にもなっても、いまだに強いのは、意外でした。
「お断りします。両立はしんどいぞ」
「受けない。自分から働きたいと希望するのはいいけど、向こうから望まれるのはきつい」
「嫁の稼ぎまでアテにするような男なら厳しいかも」
これに対する最初の反応は、断るというものです。
その理由としては、女性にとって仕事をしながら、家事をするのが大変だという現実があるようです。
ですが、女性も働く条件として「家事育児の分担」がクリアしていればOKと考える人は多いようです。
公務員時代の同僚たちを思い出すと、家事を積極的にやる男性もいたし、そうでない人もいました。
このトピ主への反応を読むと現実は、以前と同じように家事をしない男性がまだ多いということでしょうか。
「逆にしっかりした彼氏だと思ったけど。まあ働きたくないなら断ったら?」
「養ってもらいたいなら一回り以上(歳上)狙わないともう無理じゃない?みんななんだかんだ働く前提で結婚してるけどね」
「平成生まれなんて周りみんな共働きだよね」
この男性への好意的なコメントもありました。
堅実で素晴らしい男性と評価している人もいます。
そしがやの場合、もし今、結婚しようとする相手が仕事をしていたら、自分も家事をするから、仕事を続けてほしいと望むでしょうね。
労働政策研究・研修機構によれば、専業主婦世帯と共働き世帯の数は1990年代後半から逆転し、2020年には専業主婦世帯が571万人に。対する共働き世帯は1240万世帯と実に7割近くが共働きです。トピ主の不満は、残念ながら共感を得づらい状況のようです。
現実には、専業主婦の割合は、確実に減っています。
専業主婦願望は、日本では強いようですが、この数字を見ても少数派になっているようです。
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