そしがやのリタイア日記

リタイアした公務員の日々の生活を書いていきます。学生生活、投資、などなどです。

早稲田大卒も年収0円の47歳「筆記1位で入社したのに心の病気に」

公務員生活の中で心の病を患った同僚は、何人かいました。

ほとんどが休職、復職を繰り返して、結局は、退職という道をたどりました。

 

その中には、有名大学を卒業した同僚もいました。

隣の係に配属された慶応大学出身者もそうでした。

そしがやとは、比較的話が合い、休憩時間には、よく世間話をしたものです。

 

最初は、そうでもなかったのですが、次の職場でいろいろと問題を起こし、出勤できなくなりました。

何があったのでしょうか。

上司とうまくいかなかったという噂を耳にしました。

精神科で治療を受けるようになったのですが、よくならず、数年経って結局、退職しました。

 

その後は、どうなったのか、わかりません。

結婚していたので、奥さんの世話になっているのかもしれないと思っていました。

そんな同僚を思い出させる記事を読みました。

 

www.msn.com

 

輝かしい未来を見据えて猛勉強。努力が実って難関大学に入学、卒業し“高学歴”という肩書を得たにもかかわらず低収入に陥っている人がいる。彼らはなぜエリート街道から外れてしまったのか。早稲田大学卒も、現在の年収0円なったの男性を取材。言うに言えぬ低収入の理由とその背景に迫る!

 

これは、早稲田大学卒の男性の事例です。

いまは、年収0円に陥っているというものです。

 

人懐こい笑顔で「最小の努力で最大の効果を得るのがモットー」と語るのは、現在無職の都築亮さん(仮名・47歳)。幼少時から物覚えが良く、さしたる努力もせず早稲田大学の付属高校に合格し、そのまま難関の同大政治経済学部政治学科に入学した。

 

都築さんは、元々頭がよかったようです。

有名大学へ入学し、卒業後も就職氷河期世代にもかかわらず、大手企業4社から内定をゲットし、最も高給の金融系企業に入社しました。

 

「でも入社するや、『入社試験の筆記1位だから期待しているよ』と自分を買ってくれていた上司が突然交代し、某六大学のアメフト部出身のゴリゴリのパワハラ体育会系の上司に。なぜか目の敵にされて1年目で会社員に向いていないと考えるようになりました」

 

ですが、評価してくれていた上司が突然、体育会系のパワハラ上司に代わり、明るい未来と思われた人生が暗転します。

たぶん、このまま上司が代わらなかったら、都築さんも普通にサラリーマン生活を続けることができたかもしれません。

 

かくして心の病気を発症し、数度の休職と復職を経て退社。30代で結婚した妻と二人で化粧品販売会社を立ち上げたり、FXなどで生計を立てようとしたりしたが失敗。妻は派遣社員として勤めに出るが、本人は心の病が再発、3匹の猫とともに自宅を守る日々だ。

 

結局退職に追い込まれ、何をやってもうまくいかず、心の病が再発し、現在は、自宅で猫と暮らす生活を送っています。

 

「躁うつ状態だった私と結婚する際に、『私が食べさせてあげるから』と言ってくれた妻と一緒にいられることが幸せです。大学の同級生は別の世界の人という感覚ですが、彼らに会う機会があれば、妻の働き口を紹介してもらおうかな……」

 

現在は、妻に食べさせてもらっているという状況です。

たまたま上司との相性が悪く、人生の歯車が狂ってしまったようにみえる人生ですが、最後の「妻と一緒にいられることが幸せです。」という言葉を聞くとなぜかホッとしますね。
最初に触れた同僚ももう今では、定年をだいぶ過ぎた年齢になっていますが、こういう記事を読むと今は、どうしているかちょっと気になります。

 

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