そしがやのリタイア日記

リタイアした公務員の日々の生活を書いていきます。学生生活、投資、などなどです。

31歳月収15万円。フルタイムで働きたいが心の病気が

仕事をしているころは、職場で心を病んでいる人と一緒になったことが何度かあります。

無論、心を病んでいる人にもいろいろなタイプの人がいて、人間関係をうまく取れた人もいましたが、そうでない人もいました。

仕事を続けられず、途中で退職してしまった人もいました。

 

心の病気を持っている人の辛さというのは、なかなか外からは分からないものですが、フルタイムの仕事を続けるのは、内面ではかなり苦しかったような気がします。

 

さていつも楽しみにしているmsnニュースの「マネープランクリニック」ですが、そのような心の病を抱えた人の相談が載りました。

www.msn.com

 

■相談内容
相談したい内容は以下のとおりです。
国民年金の免除をやめるべきか?
・収入アップの転職や社会保険や厚生年金に加入したいが、精神疾患がありフルタイムは難しいので悩んでいます。
・今の収支のバランスは今のところ悪くないと思うのですが、実家の親や自分の老後が不安です。今からどんな準備ができるでしょうか?
よろしくお願いします。

 

相談者は、みどりさんという31歳の女性です。

精神疾患のため週16時間勤務で月収は15~18万円とのことです。

支出は、月額9万5千円です。

資産は貯蓄と投資をあわせて、276万円あります。

 

FPのアドバイスは、

 

アドバイス1 確実な老後対策として国民年金は全額支給を
さて、ご相談の国民年金保険料の免除ですが、できれば全額支払いたいところです。「ここ数年は全額免除~半額免除が続いている」とのことですから、仮に現在2分の1免除だとすれば、7500円程度の社会保険料コストが増えます。ですが、今の家計収支なら、さほど大きな負担にはならないのでは。
また、貯蓄に余裕が出れば、追納も行い、全額支給を目指してはどうでしょう。国民年金は、支給額そのものは高くはありませんが、それでも現在の支給水準は満額で月6万5000円。このまま免除を継続すれば3万円程度であるのなら、この差額は決して小さくありません。

 

国民年金は、FPのアドバイスのように全額支給を目指したほうがいいと思います。

月額の支出も少ないので保険料は払えるとはずです。

免除のままだと支給額が半額になりますから、老後を迎えるときには、この差は大きいです。

 

アドバイス2 金額によっては実家に戻るメリットあり
家計管理については、見直しの必要はありません。
ただ1点、気になるのが、実家にもし戻ったら「母にお金を請求される」という部分です。その金額が現在、ご自身で負担している家賃や食費、水道光熱費等を上回るのであれば、家計的なメリットはありませんが、たとえば3万円で済むとすれば、全体の生活コストは3万~4万円は下がります。収入アップが現状できびしいのであれば、それに代わる方法としては、実に効果的でもあるわけです。

 

親との人間関係の部分がよくわかりませんが、単に経済的な問題だけなら、FPがアドバイスするように現状の家賃等より少ないのなら、実家に戻ることを検討の余地はありそうです。

 

アドバイス3 投資は「分散」することが基本
最後に資産管理と運用について。貯蓄は、目的別に分けて(実際は普通預金3本、定期預金2本を持っている)しっかり管理されていると思います。このまま継続してください。

定期預金の満期が近づいていて、その満期金の一部を投資にということについては、ご自分のペースでぜひトライされたらいいと思います。

ただし、一度に50万円、100万円と投資するのではなく、分散を意識してください。毎月5000円もしくは1万円ずつ、投資信託を積み立てで買われてはどうでしょう。つまりは「時間の分散」です。それによって、投資リスクを抑える効果が得られます。

 

分散投資は鉄則です。

まだ年齢的に若いので、少しずつインデックスファンドなどの投資信託からトライするというのは、間違っていないと思います。

それと元公務員の経験から言うと、どういう精神障害かわかりませんが、内容や程度によってはいろいろと受けられるサービスがあるので、地元の自治体と相談してみてほしいです。

 

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