マツコ・デラックスの番組はよく見ています。
最近は「マツコ&有吉の怒り新党」(テレビ朝日)が面白くて、ずっと見ています。
マツコと有吉が視聴者からの投稿に対してコメントをするという番組です。
先日の番組では、視聴者からの「長生きが幸福だと思えない」という投稿があり、最初は同意していて、「仕事がなくなったらその時点で死にたい」とコメントしていました。
マツコは仕事人間のようで、仕事がなくなったら、生きる価値がないと考えていて、ちょっと予想外のコメントでしたが、最後には、撤回していました。
msnニュースにもその内容が取り上げられていましたので、そこから紹介してみます。
番組では61歳の男性からの「還暦を過ぎここまで生きられただけで十分幸せ。長生きすることが幸福だと思えない私は少数意見なのでしょうか?」という投稿を紹介。
マツコはそれに同意し「親より一日でも長生きすればいいと思ってる」とコメント。周りのスタッフや視聴者に向け「みんなそんなに長生きしたいの?長生きして何するの?」と逆に問いかけた。
投稿者はそしがやと同じ年齢です。
ちょっと「長生きすることが幸福だと思えない」と言われると自分としては、生きている立場がなくなってしまいます。
それにマツコが同意したというも驚きでした。
そして「仕事がなくなったらその時点で死にたい」と続け「自分から死ぬことはないだろうけどいいタイミングで“そろそろアンタいらないよ”って言われたら“人生もいらない”って言われたい」と持論を展開した。
マツコは本当に仕事人間なんですね。
仕事にしか人間の価値がないと考えているようです。
この持論からいうとリタイアしている人間は、みな生きる価値がないということでしょうか。
仕事を辞めて、毎日何しているの? という感じでしょう。
ですが、この番組のよさは、夏目アナウンサーが違う発想の意見を言ってくれることです。
ここで夏目三久アナウンサーが「家族がいれば違うのでは?」と意見。それを聞いたマツコは「子供がいるかどうか、孫がいるかどうかで違う」と気づいたようで「(世界一周旅行から)帰ってきてから孫に聞かせるんだよ」と話し出し、子供や孫がいる生活を想像してテンションが上がったのか「孫が大きくなって温泉旅行とかプレゼントしてくれるんだよ!だったら長生きしたいよ!」と当初の発言を撤回。長生きしたいと熱く語っていた。
という風に最初の勢いはどこかに行ってしまい、常識的なコメントに落ち着きました。
ですが、子どもも孫もいない身としては、何かすっきりしないものが残ったのも事実でしたね。
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