そしがやは、定年でリタイアしたので、アーリーリタイアとはいえませんが、55歳くらいでリタイアしたい願望は、持っていました。
ですが、アーリーリタイアには、いくつかの不安材料があり、結局、その年齢でのリタイアは、しませんでした。
そんなアーリーリタイアした人たちの記事が、以前から読んでいるブログに載っていたので、取り上げます。
このブログは、インデックス投資家として有名な水瀬ケンイチさんのものです。
いつもいろいろと参考にさせてもらっています。
水瀬さんもアーリーリタイアに関心があり、事前質問を用意して、オンライン飲み会に参加しました。
<質問>
いろいろやりたいことがあるはずなのに、ついダラダラしてあっという間に一日が終わってしまうループから抜け出せなくなってしまわないのか?
そしがやは、大学院に通っているので、学期中は、そういうことは少ないのですが、それでも今は、夏休みなので、ダラダラしがちです。
そんな中、アーリーリタイアした人は、どう考えているか興味がありました。
いただいた答えは、「あるある。でもそれも含めて楽しいからよい」とのこと。また、「アーリー・リタイアしてから何かやりたいことがあるなら、50歳くらいまでにしないとどんどん気力が出なくなる」とのこと。
「あるある。でもそれも含めて楽しいからよい」というのは、まさにその通りでしょうね。
ダラダラしてしまっても仕事をしているときのストレスを考えれば、その方が楽しいというのは、分かります。
「50歳くらいまでにしないとどんどん気力が出なくなる」というのは、もう65歳になった現在は、切実に感じます。
体の不調が多く、50歳ころの気力は、今はないのは、確かです。
<質問>
たとえまとまった資産があっても、会社を辞めると厚生年金に拠出できなくなり、終身で受給できる金額が大幅に減ってしまうことについてどう考えたか?
実をいうとアーリーリタイアしなかった一番の理由がこれでした。
55歳と60歳とでは、年金額がかなり違うのです。
年金以外の投資等でそれなりの収益があればいいのでしょうが、あまり期待できなかったので、やはり年金額は、60歳で満額もらってリタイアするという選択になりました。
今思うに経済的には、これが正解だった気がします。
いただいた答えは、「厚生年金を気にするならアーリー・リタイアは不可能」「多額の年金をもらわなくても生活できる資産を準備すればよいだけのこと」とのこと。そりゃそうですよね。サッパリした!
「厚生年金を気にするならアーリー・リタイアは不可能」という答えは、アーリーリタイアするには、割り切りが必要だということでしょうね。
そしがやは、それができなかっただけです。
「多額の年金をもらわなくても生活できる資産を準備すればよいだけのこと」という声もありましたが、その通りでしょう。
これもそしがやは、そこまで投資がうまく行かなかったということです。
でも、これを読んで、水瀬さんと同じようにサッパリしました。
そしがやのアーリーリタイアしなかった選択は、間違っていなかったと思えました。
それにしてもアーリーリタイア実践者のナマの声って、貴重ですね。
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