FIREという言葉に、英和辞典に載っている以外の意味があるのを最近知りました。Financial Independence(経済的自立)とRetire Early(早期リタイア)の頭文字です。
知るきっかけになったのは、このブログを読んでからです。
名前:三菱サラリーマン
方針:給与の8割投資に回す
14歳 為替取引15歳 ネトゲ廃人
19歳 慶應義塾大学経済学部
21歳 北京大学経済学部
22歳 日本株
23歳 入舎当日アーリーリタイア決意
27歳 外国株
29歳 経済的自由
30歳 セミリタイアFIRE
著者のプロフィールを見ると14歳で為替を始め、22歳で日本株、27歳で外国株に投資して、30歳でセミリタイアFIREをしたという経歴の持ち主です。
金融資産は、最終的に7,000万円に達して、セミリタイアを決意したとのことです。
それにしても給与の8割を投資に回したというのがすごいですね。
ポートフォリオは、日米の高配当株やリートを中心としたものです。
最初のFIREという言葉に戻ると、どこから生まれたものかと思っていたのですが、昨日読んだ本がこの言葉をタイトルにしていて、この本が発信源のようです。
この本によるとFIREというのは、雇われ仕事をすることなく不労所得だけで毎年の生活費を賄えるよう貯蓄と節約に励み、できるだけ早くリタイアしようとする考え方で、欧米を中心に広がっているようです。
まさに最初に取り上げたブログで三菱サラリーマンさんが主張しているものと同様です。
著者グラント・サバティエは、貯金わずか2.26ドルの状態から、たった5年で純資産125万ドルを超え、30歳で経済的自立に到達したとのこと。
日本円にすると230円程度の貯金から1億3千万円になったのですから、これは三菱サラリーマンさん以上に驚きの内容です。
これだけに資産になるためにしたことというと、副業をして、収入は限界まで投資に回すというものです。
三菱サラリーマンさんに共通するものがあります。
ですが、不動産投資や税制等は、日米の違いもあり、読んでいくとちょっと日本ではすぐには使えなさそうです。
日本へのローカライゼーションが必要でしょう。
その点でいうと日本人には、三菱サラリーマンさんのブログを読んだ方がFIREへの道には、参考にはなりそうです。
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