そしがやのリタイア日記

リタイアした公務員の日々の生活を書いていきます。学生生活、投資、などなどです。

「欲しい物を何でも買ってもらえた子」が歩んだ予想外の人生

子どものころを思い出すと欲しいものもそんなに買ってもらえなかった記憶があります。

時代的なものもあるかもしれないし、親がそんなに豊かではなかったせいかもしれません。

ただ結果的には、欲しいものを我慢してきたので、その後の人生には、いい影響があったような気がします。

子供のころに欲しいものをすべて与えられると子供を甘やかして、結局は、その子の人生をダメにしてしまうと多くの人は考えているでしょう。
そんな欲しいものを何でも買ってもらえた子のことを書いた記事を読みました。

 

www.msn.com

欲しい物を何でも買い与えれば、子供が喜ぶのは目に見えているが、そんなことをすれば、我慢することの大切さ、限られたお金を有効に使う計画性、努力して何かを手にする喜びなど、人生を生きる上で大切なことを学ばないまま成長することになる。とにかく親に甘やかされて育ったKさん(40代・男性)は、どんな人生を歩んだのか?

 

Kさんは、開業医の父のもとに生まれ、唯一の男の子で特別扱いされて育ちました。

開業医の子どもがこのように甘やかされるのは、よく聞く話です。

 

「低学年の頃、Kは忘れ物が多くて、しょっちゅう先生に怒られている冴えない子でしたが、ファミコンが発売されて状況が変わりました。Kの家には発売されたばかりのゲームがたくさん揃っており、カセットを気軽に貸してくれるので、瞬く間にKの周りにクラスメイトが群がるようになったんです。Kの家の遊びに行くと、カセットを貸してくれる上に、お母さんがおやつをじゃんじゃん出してくれるので、Kは一躍クラスの人気者になりました」

 

同級生のTさんによるとKさんは、幼い頃から人を物で釣ることを覚えてしまったようです。

その後、エスカレート式に中高と進みましたが、やることは同じでした。

 

しかしそんなKさんの前に大きな壁が立ちはだかる。両親がKさんをとことん甘やかしたのは、Kさんが跡継ぎになることが前提だ。親がいくら裕福だといっても、お金だけで医者になることはできない。小中高を通じて学校でも最底辺の成績だったKさんは当然のごとく浪人したが、その後の消息を知る人は少なかった。

 

親は、医学部に入るという前提で甘やかしてきたのです。

ところが、医学部は、お金だけではどうにもなりません。

その後、車にどっぷりとハマったなどの噂が流れますが、10数年後にはっきりと消息が分かります。

 

「同級生が街を歩いていて、ばったりKと会ったんです。Kは見たこともないような高級外車に乗っていて、話を聞くと会社を経営しているとのこと。名刺に書かれた会社のHPを見ると、海外から車のパーツを輸入しているようです。同級生が『(会社を作る)金は親に出してもらったの?』と聞くと、Kは『親にはもう何年も会っていない』と吐き捨てたそうで、どうやら自力で立ち上げたビジネスで成功したようです」

 

意外にも趣味を生かしたビジネスで成功したようです。

ちょっと予想外の展開ですね。

多分、同級生たちは、医学部にも入れず、零落した姿を想像していたのかもしれません。
こう見てくると好き勝手なことをやって成功したのですから、ちょっとうらやましい気もします。

 

関連記事

 

sosigayax.hatenablog.com

sosigayax.hatenablog.com