そしがやのリタイア日記

リタイアした公務員の日々の生活を書いていきます。学生生活、投資、などなどです。

43歳で無収入「子供部屋オバサン」の危険な末路

以前、法事で親せきが集まったときに、40歳代でいまだに無職で未婚の、その場にいない親戚の娘さんの話題が出たことがありました。

大学は、出たものの就職も結婚もしないまま、家事手伝いという名のもとに実家にずっといるというものです。

アルバイト程度の仕事は、したことはあるようですが、定職には就いたことがなさそうです。

もうだいぶ高齢になった彼女の両親が亡くなったらどうするのか、親戚の間でも心配する人がいました。

多分、こういったケースというのは、どこにでもあるので、いろんなところで耳にしたことがあると思います。

そんな女性のことについてふれた記事を読みました。

 

president.jp

 

近年、中高年のひきこもりが大きな社会問題となっているが、それとは別に、ひきこもりではないものの実家にパラサイト(寄生)し続けている中高年男性または女性の存在が話題になっている。彼らは、小さい頃から慣れ親しんだ実家の自分の部屋(勉強机や家具、書棚も当時のままということもある)にいるので「子供部屋おじさん」「子供部屋おばさん」と呼ばれる。ネット上には、「こどおじ」「こどおば」との略称も存在する。

 

この記事によると「子供部屋おじさん」や「子供部屋おばさん」という言葉があるそうです。

初めて知りました。

 

恵子さん(43歳・仮名)は都内近郊で70代の親と同居。小学生から、そのまま同じ子供部屋に住み続けている。いわゆる就職氷河期世代で大学を出たものの、希望の企業からは内定がもらえず、そのまま「家事手伝い」という“肩書”に移行したのだという。

 

 

恵子さんという43歳の女性のケースが取り上げられています。

そしがやの親戚の娘さんに事例に似ています。

 

先日、筆者はこの母親から「誰か(伴侶として)良い人はいないか?」という相談を受けたが、本人は「現状が快適すぎるので、結婚する気がない」とにべもない。

「親もやがて介護状態になると思うんです。だから、親も本音では私が一緒にいてくれるほうが良いと思っているんですよ」と筆者に語った。

恵子さんが言うとおり、老年期に入り、わが身が介護状態になると、やはり子供がそばにいてくれると親としても安心な面があるだろうし、その選択には家族それぞれの事情があるだろう。

 

母親は、結婚のことを心配している様子ですが、恵子さんは、親の介護もあるから今のままでいいのではと親も本音では思っていると語っています。

そういう面もありそうですね。

 

筆者はこの恵子さんのような主張をする「大人になっても子供部屋に住み続けている“無収入”な人」の親から相談を受ける度に、次の5点についての“家族会議”が必須だと痛感するのだ。

 

この記事のライターは、そんな恵子さんに知っておくべきことについて、家族会議の必要性を強調しています。

以下の5点です。

 

その1 将来的な経済的問題点(主に収入面)の話し合い
その2 現時点での家計費等(主に支出面)についての話し合い
その3 社会的制度についての話し合い
その4 生活力をつける話し合い
その5 SOSを出せる力を養う

 

いづれも大事なことでしょう。

ですが、40歳代まで親に依存してきた生活を続けてきたので、いきなり5つとも話し合うのは、なかなかむずかしいような気もします。

この中でもそしがやは、その4がまず最初の話し合いのテーマになるような気がします。

生活力がないと先へ進まないからです。

 

先述した恵子さんの場合、家事も料理もすべて母親が担当している。ゴミ出しも母親だ。恵子さんは気が向いたときに皿洗いをする程度。そのため、恵子さんはゴミの分別収集日を把握していない。恵子さんの町では資源ごみ回収当番が回ってくるが、恵子さんはその当番もしたことがないそうだ。

 

恵子さんは、完全に母親に頼っています。

まずは、ゴミ出しや皿洗い等から始めたらどうかな、と思います。

ゴミ出しについて言えば、ゴミの収集日ごとの出すべきものが異なります。

結構覚えるのが大変かもしれません。

こういった日常のことから覚えることで次のステップに行けるのではないでしょうか。

まずこういうことを母親と話し合って、恵子さんがみずからやるようにしていくということでしょうね。

 

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