毎月、都庁の展望台で外国人への案内をするというボランティアをしています。
今月も数日前にしました。
その日は、英語の担当が3人、中国語とハングルが1人づつという体制でした。
午前10時から午後3時までです。
その間、交代で45分の昼食休憩をとります。
その日は、夏としては、珍しく、湿度が低かったせいか、午前中は、きれいに富士山が見えました。
夏なので、山頂には、雪がなく、普段イメージする雪を頂いた富士山とは、違うのですが、それでもラッキーと案内した外国人たちは、喜んでいました。
外国人を案内していない時に、いっしょにボランティアをしている人たちと話をする機会がありました。
来年に開かれるラグビーのワールドカップにボランティアとして参加する人がいました。
その人は、2020年の東京オリンピックにも申し込むと言っていました。
そしがやもオリンピックには、申し込みたいと言いましたが、当初より条件が緩くなったとはいえ、まだ厳しいようですね、という話がなりました。
無償で一日8時間で原則10日以上というものです。
ですが、その人は、せっかくの機会だからと申し込むと言っていました。
そしがやもオリンピックのボランティアを希望するつもりです。
そんなボランティアに関して、こんな記事を読みました。
大会を支えるのが約1万5000人の地元ボランティアだ。大会組織委員会によると、ボランティアには交通費と食費を含め30万ルピア(約2300円)の日当が支給される。ジャカルタの最低賃金を大きく上回る破格の待遇だ。
これは、今開かれているインドネシアのアジア大会のボランティアの記事です。
ボランティアに対してインドネシアの最低賃金を上回る報酬が支給されるというものです。
これだけ支給されるのには、驚きました。
日本の場合にあてはめたら、一日1万円程度でしょうか。
今までのアジア大会のことは知りませんが、ニュースとして流れた過去のオリンピックのボランティアの待遇からすると異例の厚遇のように思えます。
平昌、リオデジャネイロ、ロンドンとボランティアの記事を読んでも、無償だったので、ちょっと破格の対応ですね。
いままでの感覚からいうとこれはボランティアではなく、普通の仕事という気もしますね。
東京オリンピックでは、いままでのオリンピックの考え方を引き継いで、基本的には、無償ということで行くようです。
それでも交通費だけは、支給されるようになりました。
9月からオリンピックのボランティアの募集が始まります。
応募するつもりですが、今回のアジア大会のボランティアの条件を受けて、もう少し東京の場合も条件をよくしてほしいという気もしましたね。
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