そしがやは、2020年の東京オリンピックでボランティアをするつもりでいます。
そのためもあって、現在東京都観光ボランティアをしています。
内容は、月1回新宿駅西口での外国人へのガイドです。
1回あたりの拘束時間は、4時間です。
今月から回数が増え、月4回になりました。
東京オリンピックのボランティアの募集は、東京都のウェブサイトによると2018年からのようです。
先日、その素案が組織委員会から発表されたので、楽しみに内容を見てみましたが、正直言って、あまりにもひどいので、びっくりしました。
朝日新聞の電子版に載った記事を紹介します。
東京五輪ボランティア、必要なのは語学と… 素案が判明
2020年東京五輪・パラリンピック組織委員会は4日、大会ボランティアに求める要件の素案を明らかにした。「コミュニケーション能力がある」「外国語が話せる」「1日8時間、10日間以上できる」「採用面接や3段階の研修を受けられる」「20年4月1日時点で18歳以上」「競技の知識があるか、観戦経験がある」など。18年8月ごろ募集を始める予定で、組織委の担当者は「大会まで4年あるので、希望者は語学の勉強をしてほしい」と話している。
組織委が募集する大会ボランティアは8万人を想定しており、観客誘導や警備など、原則的に会場内で活動する。宿泊や交通費は自己負担だがユニホームが支給される。
「コミュニケーション能力がある」
「外国語が話せる」
「競技の知識があるか、観戦経験がある」
などという点は、外国人が多いということから当然でしょう。
ですが、
「1日8時間、10日間以上できる」
というのが、信じられない内容です。
これがボランティアということで無給です。
交通費も出ません。
支給されるのは、ユニフォームだけです。
これなら、ほとんどフルタイムの仕事です。
もし無給なら、ボランティアという名の奴隷労働でしょう。
これだけのことを要求するのなら、ちゃんと給与を払うべきです。
ボランティアとして無給でお願いするのなら、東京都観光ボランティア並みの1日あたり拘束時間4時間で4日程度でしょうか。
2020年にボランティアをするつもりでいたのに、かなりがっかりしました。
これは素案ですから、今後変わっていく可能性もあるでしょうが、ボランティアをするモティベーションが落ちたことだけは間違いありません。
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