そしがやは、東京都の観光ボランティアで月に1回、都庁の展望室でガイドをしています。
時間は、10時から3時までです。
外国人に展望室から見える景色などの案内をしています。
1年前までは、新宿西口や南口で外国人へのガイドをしていましたが、昨年の4月から現在の担当になりました。
このボランティアを始めた理由の一つは、2020年の東京オリンピックでボランティアをしたいためです。
観光ボランティアをしていれば、オリンピックのボランティアになるのにも有利ではないかと考えたからです。
まだ東京オリンピックのボランティアの募集は、始まっていませんが、今年の夏頃にはあるようです。
いま、韓国の平昌で冬季オリンピックが開催されています。
フィギュアスケートで羽生結弦やスピードスケートの小平奈緒が金メダルを獲得したりと盛り上がっているようです。
そしがやは、そんな熱い競技以外にもボランティアの記事にも注目しています。
オリンピック前に流れた記事には、このようなものがありました。
9日に開会式を迎える平昌(ピョンチャン)五輪の大会組織委員会は2日、ボランティア約2千人が劣悪な生活環境に不満を訴えるなどして開幕前にやめたことを明らかにした。ボランティアを多めに確保しているため足りているというが、改善策に急きょ乗り出した。
これは、ボランティア向けの宿泊施設では温水が出ずに冷水で体を洗ったり、洗濯機が少ないため夜遅くまで順番待ちしなければならなかったということが原因のようです。
他にも極寒の中、通勤のためのバスを長時間待たなくてはいけないということも理由としてありました。
2年前のリオ・オリンピックのときも大量にボランティアが辞めたという記事がありました。
その時もボランティアの条件が良くないというのが主な理由でした。
2020年の東京オリンピックのときは、どうなるかちょっと心配です。
東京の場合は、8月の真夏に開かれます。
平昌の冬も厳しいですが、東京の夏もつらいものです。
さてそんな中、平昌でボランティアをしている日本人の記事もありました。
競技が深夜に行われる日も多く、片道約1時間かかる宿舎に到着するころには深夜2時を回っていることもあるという。女子学生の一人は「思っていた以上にしんどい。昼夜の生活が逆転してます」と苦笑い。それでも「これだけたくさんの国の人に接し、友達を作れる機会はなかなかない。楽しいです」と瞳を輝かせている。
これは、スケート会場敷地内で通訳ボランティアをする日本人学生の声です。
そこでは、チケットの確認や観客誘導に30人の日本人学生が仕事をしています。
昼夜逆転していて、予想よりしんどいようです。
ですが、最後の、楽しいと言う発言には、ホッとさせられました。
2020年の東京オリンピックのボランティアは、どうなるでしょうか。
今回の平昌の反省を踏まえた上で、脱落者も出ず、最後に、やっていてよかったというボランティア活動にしてほしいものです。
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