本は、できるだけ買わずに図書館で借りるようにしています。
それでも買う本は、あって、読み終わり、本棚に入り切らない本が出てきます。
そんなときは、本棚を整理して、必要ないものを古本屋に売っています。
先日も10冊ほどの本を売りました。
金額は全部で110円と本当に僅かなものでしたが、収入の少ない、リタイアした人間にとっては、貴重なものです。
それにまだきれいで読める本を資源ごみとして、捨てることには、抵抗があります。
ですが、古本屋に売ることに関しては、いろいろな議論があり、捨てるべきだという意見もあるようです。
「売らないね。そんなに高く買ってくれる本も持ってないし......紙のゴミの日に出すかなあ」――2018年1月30日のテレビ番組「セブンルール」(フジ系)でそんな「ルール」を語ったのは、三省堂書店の新井見枝香さんだ。
(中略)
スタジオでは、「読書芸人」と呼ばれるお笑いコンビ・オードリーの若林正恭さんが、「俺は同じで、新井さんと。捨てるんですよ」と新井さんに同意、その理由をこう語った。
「古本屋に売るとその分、作家さんに入らないから」
古本屋に売ると作家の収入にならないからというのが、古本屋に売るべきではないという意見の代表的なものです。
古本屋で書籍を購入しても、作者に印税などの収入が入らないということです。
それがただでさえ苦しい作家の生活を脅かしているというのです。
ですが、反面、日本には、古本文化があることも確かです。
もっとも、反発する声もある。
古本屋、とひとくくりに言っても、新古書店と昔ながらの古書店では違いもあるし、すでに新品での入手が難しい本、あるいは将来難しくなってしまう本も。稀覯本を古本屋で探し求めるような、いわゆる「古本文化」に愛着を持つ人も少なくない。
日本には、神田神保町のような古書街があり、古本屋で古書を探すという「古本文化」は、大事にしたいとも思います。
最近は、あまり古本屋へ本を探しに行くことはありせんが、そしがやも以前は、よく行っていました。
それに古本では、このシリーズも好きでずっと読んでいます。
とは言え、この議論には、結論はなかなか出ないようです。
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