年齢を重ねてそれなりに貯金が増えても不安になることはあります。
それは健康問題です。
病気になったらどうしようと考える時があります。
今の貯金で大丈夫かと心配になることもあります。
いつも読んでいるマネープランクリニックにそんな不安を持った女性からの相談が載っていました。
■相談内容
国家資格を持っていて、派遣社員として働いています。選り好みさえしなければいくらでもある仕事です。ある程度の余裕はあるので、ボーナスをもらえる正社員より、休みなどの融通が効く、派遣社員が理想です。ガツガツ働いて貯めても、残す相手もいないので、充分だと思っています。年に2回行く海外旅行ぐらいしか、お金を使いません。両親ももうおりませんし、これから独りで生活していく覚悟はできていますが、今後の健康状態にやや不安を感じています。今は、何事もなく健康に生活出来ていますが、いずれ健康問題が出て来たとき、この資金で充分なのか?と心配になりました。医療保険のみに入っていて、終身で契約しています。このままの生活で大丈夫でしょうか?
44歳の独身で4000万円の貯金を持つの女性からの相談です。
人生を楽しんでいるようですが、健康問題が出てきたときの不安が強いようです。
そのために医療保険にも終身で加入しています。
FPのアドバイスは、以下の3つです。
アドバイス1 60歳リタイアの老後資金を計算
アドバイス2 医療費は手持ち資金でカバーするのも手
アドバイス3 医療保険加入の必要性は高くはない
健康問題を考えると公的な健康保険のほかに民間の医療保険に入るという選択をする人も多いでしょう。
FPもアドバイス3でそのことについて述べています。
加入されている医療保険についても触れます。
その加入時期は不明ですが、仮に今年だとしても90歳まで生きたとして支払い期間は46年間。保険料は月4000円ですから、トータルで220万円ほど支払うことになります。つまりは、入院給付金が日額1万円なので、手術を2回したとしても通算180日入院しないと元が取れないということになるわけです。
これをどう考えるかです。
そしがやは、医療保険料がもったいないと思う方です。
入院するにしても医療保険に入るより貯金から出した方が結局は得だと考えます。
無論、加入する人を否定するつもりはありません。
医療保険に入ることで安心感が得られるという人はもちろん加入した方がいいとFPも述べています。
ですが、長い期間決して安くはない保険料を払うことを考えると入院等の問題が出てきても貯金で対応する方が合理的だとそしがやは、思っています。
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