インデックス投資は、リーマンショックの前にいくつかインデックス投信を購入したことがあります。
リーマンショックで大暴落したので、一時は、どうなることかと思いましたが、持ち続けて、リタイア前のアベノミクスで値を戻したあたりで売却しました。
どうにか損は、しないで済みました。
それ以降は、インデックス投資は、やっていません。
当時は、仕事をしていたので、個別株式もやっていましたが、インデックス投資の方が、投資に時間を割けない分だけ、より向いていると思っていました。
リタイアした今、インデックス投資は、やや面白みにかけるので、個別株式だけになっています。
ですが、理論的は、インデックス投資は、負けない投資方法だと考えています。
ですから、今も仕事をしていたら、インデックス投資を続けていたかもしれません。
今回、水瀬ケンイチの「お金は寝かせて増やしなさい」を読みました。
何冊かのインデックス投資用の本は、以前、読んだことがあるので、その基礎はわかっているつもりでしたが、またこの本を読んで、おさらいになりました。
インデックス投資の初心者には、かなり分かりやすく説明されていて、最初に読む本としては、最適な選択肢です。
今までのインデックス投資本は、フィナンシャル・プランナーなどの金融の専門家が書いたものがほとんどでした。
この本は、実際の投資家が書いていて、投資家目線なので、内容が理解しやすいです。
それに今までの投資本に書いていない実際の投資記録が載っているのが、貴重です。
今まで読んだどんな投資本にもこんな詳細な投資記録が記載されているものは、ありませんでした。
記録の残っている２００４年から２００１６年までのものです。
そしがやが大暴落でショックを受けたリーマンショックのころのことも、しっかり書かれていて、当時のことを思い出しました。
この本によると１５年間のインデックス投資の結果、元本の４０００万円が６０００万円近くにまでなっています。
約１．５倍です。
これを読むと実際、インデックス投資がどういうものか実感できます。
ただ、ちょっと残念なのは、マンガが途中何箇所か入っていることです。
これは、余計です。
読者をマンガで引きつけようという意図でしょうが、多くの読者は、このようなマンガを望んでいません。
著者の意図というより編集者側の意見が反映されたように思えます。
とは言え、インデックス本としては、お薦めできる本です。
関連記事
