日経ヴェリタスは、毎週読んでいますが、その中でも「七転び八起き」という短いコラムは楽しみにしています。
一般の投資家の投資歴について紹介しているものです。
失敗も成功もあり、興味深いものです。
先日読んだものが、日経の電子版に載っていました。
インデックス投資に飽きて、今は個別株式投資をしているサラリーマンのものです。
この方は、父の影響で株式に興味を持ち、最初は、投資信託から始めました。
その後は、FXや個別株式にも手を出しましたが、利益が出たのは、FXのみだったようです。
ライブドア事件のあとは、インデックス投資を始め、そこそこの成果を出しましたが、やめてしまい、不動産投資のためワンルームマンションを3つも購入します。
これは、結局かなりの損を出し、またインデックス投資を再開し、その後個別株式投資に戻っているというものです。
個別株式投資に回帰した理由は、インデックス投資に飽きてしまい、個別株式投資の方が面白いので、継続できると感じたからのようです。
この方の投資歴を読んでいると、そしがやと似ている部分があると感じました。
不動産投資やFXは経験がないのですが、インデックス投資と個別株式投資との間の間で揺れているのは、同じものです。
そしがやがインデックス投資を始めたのは、ウォール街のランダム・ウォーカーや敗者のゲームという本を読んで、インデックス投資が一番負けない投資だと知ったからです。
仕事をしていたころなので、あまり投資に時間を割けないということもありました。
ですが、インデックス投資は、面白みに欠けるということに気づきました。
今は、インデックス投資をやめてしまい、個別株式投資に戻っています。
この方とは違い、そしがやは、リタイアしていて、あまりリスクを取りたくないので、全資産の10%の範囲内で投資をしています。
でも個別株式投資の方が面白いのは、間違いないです。
インデックス投資を続けていた場合のことを想像することがありますが、今よりは儲かったかもしれません。
ですが、この方と同じように飽きてしまい、結局は、続かなかったような気がします。
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